鎌倉の森でランチ♪ お花畑みたいな創作料理を癒やしのテラス席で「アッシュカフェ カマクラ」

鎌倉市大町の小高い山の中。野生のリスを見かけるほど自然豊かな場所に、2024年６月、緑に包まれたオリエンタルカフェがオープン♪ 「+h café（アッシュカフェ）カマクラ」は、都内で人気のパティスリーカフェの２号店。アンティークな店内や心地良い風が抜けるテラスで、フレンチ香る創作オリエンタル料理を楽しめます。ほっこり心が癒やされる空間で、いつもと違うランチタイムをぜひ。

緑のトンネルをくぐって行く、森の隠れ家

鎌倉駅・東口を出て、南へ下り、歩くこと約15分。海に近い、鎌倉市大町の閑静な住宅街の中に、ひっそりと小径があります。左手は石垣。右手はこんもりとした緑。まるでおとぎの国へ導かれそうなこの小径が、「アッシュカフェ カマクラ」へと続く道です。

緑に抱かれたさわやかな空間の一軒屋カフェ

お店があるのは、涼やかな風が抜ける小高い山の中。空を鳥が舞い、リスたちが楽しげに駆け回る、そんな自然あふれる場所に佇んでいます。

実はこの場所は、苔寺で知られる「妙法寺」の境内。お寺巡りが好きな人は、合わせて訪れるのもおすすめです。

「ようこそ」朗らかな笑顔で迎えてくれたのは、オーナーの浅見さんご夫婦。

建築家のご主人と料理好きな奥様はフランスで７年暮らし、帰国後、2018年に荒川車庫前に「アッシュカフェ」をオープン。オーナーの気さくなお人柄とおいしいスイーツが評判を呼び、遠方からもお客さんが訪れる人気店となりました。

こちらのお店は、そんな「アッシュカフェ」の２号店。お二人が愛してやまないタイとフランス文化をかけ合わせた、唯一無二の「オリエンタルカフェ」です。

１点もののアンティークが彩る店内

建物は建築家のご主人の手により、築37年の住居をリノベーション。店内には、オーナー夫婦が自らタイで買い付けた、１点もののアンティーク雑貨や家具が散りばめられています。

入ってすぐ目に飛び込んできたのは、吹き抜けの天井に吊り下げられた、フランス製のシャンデリア。日本では珍しい、大きなモンステラの木も出迎えてくれます。

オーナーがタイを訪れては、少しずつ買い集めたという、タイ料理のミニチュアも発見♪ かわいらしくて、思わず手に取りたくなります。

時間を忘れて過ごせる緑豊かなテラス席

晴れた日には、風を感じるバルコニーのテラス席へ。ここが鎌倉駅から15分の場所だなんて！と驚く、自然豊かなロケーション。心がゆるゆるとほぐれていきます。

野菜やハーブたっぷり♪ 目にも嬉しい創作オリエンタル料理

看板メニューは、タイで人気のライスサラダ 「カオヤム」をアレンジした「鎌倉野菜のタイライスプレート」。運ばれてきた瞬間、思わず「きれい……」と声を上げてしまうほど、彩り豊かな逸品です。

センターには、天然のハーブ「バタフライピー」で色付けした青いライスが。そして周囲には、きゅうりやコリンキー、にんじんなど、鎌倉野菜が美しく盛り付けられ、とびきりフォトジェニック。

お皿の上で、カラフルな食材を混ぜ合わせれば、まるで小さなお花畑のように変化します。口に含めば、どの食材もご飯とよく絡み、身体が喜ぶおいしさ。スプーンですくうたび、異なる食感やエスニックな味わいを楽しめます。

甘いものを楽しみたいなら、タイの定番スイーツ「ココナッツアイス」を。ココナッツアイスも白玉感覚で食べるもち米も、さつまいも煮も、すべて自家製。ココナッツの自然な風味と、濃厚でリッチな甘さが、疲れた心と体をやさしく癒やしてくれます。

今話題のキャロットケーキも、アッシュカフェの自信作。しっとり生地には、鎌倉野菜の人参を惜しみなく。ナッツやくるみ、かぼちゃの種の食感も絶妙です。

そして、ドリンクを合わせるなら、飲む輸血と言われるほど体に良い“ビーツ”を使った「ビーツとベリーのソーダ」を召し上がれ。シュワッとさわやかなのどごしで、一口飲むだけでもパワーチャージできそう。カラダ想いの優しさに満ちた１杯です。

「アッシュカフェ カマクラ」は鎌倉駅からおさんぽ気分で行ける、とっておきの隠れ家カフェ。いつもと違うランチやティータイムを過ごしたいときは、ぜひ足を運んでくださいね。