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【仕事・職場の人間関係に疲れたときに実践したい5つのこと】苦手な人や同僚、後輩へはどう対処する?人付き合いを円滑にするコツ

  • 2024.8.18

職場の人間関係の対処法について教えてくれたのは……山﨑拓巳さん&石原加受子さん

山﨑拓巳さん
事業家、ビジネスコーチ。コミュニケーションやモチベーションアップをテーマにしたセミナーや勉強会を全国で開催。著書に『正しい八方美人になる秘密人づき合いのコア 』(かんき出版)、『やる気のスイッチ』(サンクチュアリ出版)など。

石原加受子さん
心理カウンセラー、心理相談研究所「オールイズワン」代表。セミナー、グループワーク、カウンセリング、講演を通じて、心が楽になる方法を提案している。著書に『心理学でわかる 女子の人間関係・感情辞典』(朝日新聞出版社)など。

職場の人間関係に悩む、こんなときどうする? 5つのシーンと対処法

#01 苦手な人がいる場合 →まず自分の態度を変えてみる

「苦手な人に対して、ついビクビクして相手の顔色を見ていませんか? それがかえって、相手を高圧的にさせている場合があります。まず、自分が落ち着いて接することを心掛けて」(石原さん)。

「嫌いな人、イヤなからみ方をしてくる人は、意識するほど自分の中でその人の存在が大きくなっていきます。そして、つい相手の思うままの行動をしてしまうかも…。自分のことを嫌いな人には近づかない、SNSならブロックしてしまうのがおすすめ」(山﨑さん)

#02 後輩や部下に指摘するとき →「~かもしれない」を使う

「後輩や部下に注意するとき、無理に相手を変えようとしてもうまくいきません。『~すべき』という上から目線の言い方は避けて。『~するといいかもしれない』と、横からのアドバイスで、相手の自尊心を尊重しましょう」(山﨑さん)。

「相手を変えようという思考はうまくいきません。『挨拶だけは笑顔でしようね』など具体的な解決策だけを伝えます。それができたときにほめるなど、相手のよい変化に注目すると、あなたも楽になるはず」(石原さん)。

#03 職場のうわさ話に巻き込まれた →「色々ありますよね」で回避

「どこにでも、陰口を言う人はいるもの。自分がその陰口に乗りたくないなら、相手に同調はせずに、ふ~んと言って聞いているだけにしましょう。少し気が楽になるはず」(石原さん)。

「うわさ話はしないと決めると、自分のところにはうわさ話が来なくなります。たまにそういう場に居合わせてしまったときも『みんな、いろいろありますよね』と、距離をとった回答をするのが安全。うわさ話をする人は、いつか自分が足をすくわれるはずです」(山﨑さん)

#04 同僚の成功に嫉妬してしまう →素直に相手を讃えてみる

「嫉妬も悪い面ばかりではありません。嫉妬できるということは、自分にも同じだけの力があることを知っている証拠。つまり、それだけ成長する伸びしろがあるということです」(山﨑さん)。

嫉妬している自分に気付いたら、相手の喜びをあたかも自分が成し遂げたかのように『○○さんが賞をとった。イェーイ!』と、喜んでみるのがおすすめだそう。そうすることで、自分のセルフイメージも上がって好転していきます。

#05 昇進、成功など何かいいことがあった →寄付をして徳を積む

昇進する、子どもが志望校に受かる、家を建てるなど、よいことが起こると、嫉妬や反感を呼ぶもの。

「慶事があるのは、今まで努力することで積んできた徳が換金されたのだと思うようにしています。そんなときは、ただ喜ぶのではなく、ボランティアで奉仕をしたり、ちょっとした寄付をしています。そうすることで、一から新たに徳を積む気分になり、慢心する自分への戒めになるからです。有頂天になると人が離れていきます」(山﨑さん)

illustration:Kayo Yamaguchi text:Ema Tanaka

リンネル2024年7月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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