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「ディズニー・オン・アイス」のスペシャルサポーター!「大友花恋」さん独占インタビュー【私の推しごと#11】

  • 2024.8.17

福岡ゆかりの人に、「お仕事」の話から、個人的に推している「推しごと」の話まで、普段聞けないいろんなことを聞く『ARNE』のインタビュー企画『私の推しごと』。

#11は、俳優、モデル、タレントなど多彩な顔を持つ、大友花恋さんの登場です(全2ページ)。

大友花恋(おおとも・かれん)さん
画像:ARNE/撮影:日隈天明(PHOTO BACE Ten)

「大友花恋(おおとも・かれん)」プロフィール 1999年10月9日生まれ、群馬県出身。2013年に雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、2021年まで同誌のモデルを務めた。出演ドラマは、「あなたの番です」(2019年)、「ハイエナ」(2023年)、「厨房のありす」(2024年)など多数。そのほか、映画、ラジオ、バラエティー番組、情報番組などジャンルにとらわれない幅広い活躍が光る。現在、AbemaTV「今日、好きになりました。」にレギュラー見届け人として出演中。

「お仕事」について

Q:このお仕事を始めたきっかけを教えてください。

小学5年生の時、本屋さんで見つけた雑誌に「読者モデル募集」とあり、やってみたい!と母に相談したら応援してくれたので、自分で応募したのが始まりです。その後、中学1年生でドラマデビューをして、雑誌のモデルや、バラエティー番組のレギュラー、ラジオなど、さまざまなジャンルに挑戦しながら、かれこれもう12年くらいお仕事をしています。

―小さい頃からファッションが好きだった?

大好きでした。母がお洋服を作ったり、髪にリボンをつけたりしてくれていたので、その影響で私もファッションにこだわるようになっていきました。いろいろなブランドのお洋服を見るのも好きでした。

Q:女子中高生に人気の雑誌「Seventeen」の専属モデルになったのは中学2年生の時ですね。

はい。そして22歳で専属モデルを卒業しました。この8年間は私にとって、とても貴重な時間でした。モデルとしてはもちろん、お仕事をする上で大切なことをたくさん教えてもらいました。

―たとえばどのようなことを?

『Seventeen』のモデルになると最初に、モデルの心構えなどがまとめてあるルールブックをもらうんです。あいさつをしっかりしましょう、体型管理は気を付けましょう、肌が荒れちゃったら事前に連絡してください、とか。さらに、来たときよりもきれいにして帰りましょう、のように“人としてのあり方”まで全部書かれています。モデルとして社会人として、年上の方たちと一緒にお仕事させていただく上で大切なことばかり。何度も読み返してきました。

大友花恋(おおとも・かれん)さん
画像:ARNE/撮影:日隈天明(PHOTO BACE Ten)

Q:今年、作家赤川次郎氏の「ドラキュラ記念吸血鬼フェスティバル」の巻末解説の執筆にも挑戦されました。

もともと本を読むのが好きで、バラエティー番組で本のコーナーを任せてもらったり、インスタグラムでオススメの本を紹介していたりしたこともあり、お声がけいただきました。ただ私はこれまで、読書の楽しみの一つとして解説を読んできて、本自体もおもしろいけれどその解説を読むことでより物語がおもしろくなる効果を読者として実感してきたので、執筆にあたってはとても緊張しました。物語をより深める気づきを、私がみなさんに文章でご説明することなどできるのだろうかと、ドキドキしながら書かせていただきました。

―解説を書いてみていかがでしたか?

お話自体がおもしろいので、書き始めると楽しく書けたのですが、事前のリサーチが難しかったです。赤川さんの吸血鬼シリーズを全部読み返して、かつ、赤川さんがどういう方だったのかを出来る限り調べて。とても良い経験になりました。本の読み方というものを改めて考えるようになりましたし、あれ以降、全解説へのリスペクトが止まりません。

Q:デビュー当初と今で、自分の中で変化してきたことはありますか?

最初の頃は、とにかくがむしゃら。周りが見えないくらいにまっすぐ前だけ見ていて、あの時はそれが正解だったと思いますが、最近はギュッと狭かった視野が少し開けてきたように思います。「今自分はどんな感じなのかな」「あそこでああやっている人がいるから、自分はこうしていたほうがいいかな」など広い視点を持てるようになったかな。

―具体的には?

ドラマの現場だと、たくさんスタッフさんがいて、いろいろなお仕事をそれぞれが役割を持ってやっていますが、デビュー当時の私は台本を表現することだけしか考えていませんでした。今ももちろんお芝居のことも考えないといけないけれど、それだけじゃなくて、「あそこでこの向きから照明がきているから、ここにちゃんと立たなきゃ」「別の音が入ってしまうから椅子を引きながらセリフを言わない」などを意識できるように、少しずつ変化してきた気がします。まだまだ勉強中ですが。

Q:お仕事する上で大事にしているマイルールは?

いろいろありますが、できる準備は全部全力でやること、そしてアンケートはとにかく早く返すこと!(笑)

―ありがたいです! 今回の取材でも、「お仕事の1日」「推しのある1日」のタイムスケジュールを事前に書いて送ってくださって、ARNE一同、とてもうれしかったです。

よかったです! 社会人として本当にシンプルに、基本的なことを大事にしています。芸能だからと甘えるところではないと思うので。人との出会い、ご縁を大切にして、お互いに気持ちよく仕事を進めていき、最後にゴールを迎えられるようにできたらいいなと思っています。

Q:職業柄いつも持ち歩いているものは?

日傘です。冬も絶対です。折りたたみタイプのワンタッチで開く遮光100%のものを愛用しています。私は特に日の光を受けとめやすい体質。焼けやすい、そして戻りにくい肌タイプなので、できる限りの予防をしています。

Q:お仕事する中で一番うれしい時は?

ドラマもバラエティーも雑誌も全部そうなのですが、やはり完成したものをお届けできる時がうれしいですね。どの現場でも、「あの時あのスタッフさん、こんなこだわりしていたな」「かわいくヘアメイクしてもらったのが写真にもちゃんと表れているな」と、みんなの頑張ってきたものが結晶となって、みなさんに届けられるのはすごくうれしい瞬間です。

―悲しい時は?

うーーーん、自分がうまくできなかった時ですね。力が及ばなかったな、準備が足りなかったな、できなかったなと思うと、ズーンと落ち込んで。そんな時は、推しに助けてもらいます。ぼーっとディズニー映画を見たり、家にあるマリーちゃんのぬいぐるみを抱きしめたりして、推しに頼ります。

Q:今後の目標は?

本当にさまざまなジャンルのお仕事をさせていただいていますが、その中でもまだやったことがないのが、声のお仕事。今後挑戦したいですね。言霊ってあると思うので言っておきます! いろいろなお仕事をしていると、ドラマで学んだことが雑誌に生きたり、雑誌で学んできたことがバラエティーに回ってきたりと循環しているように思うので、これからもお仕事の幅を広げていきたいです。

「お仕事」のイチ推し

2024年の『ディズニー・オン・アイス “Find Your GIFT”』のスペシャルサポーターに就任した大友花恋さん。8月23日(金)~25日(日)の福岡公演(マリンメッセ福岡A館)に向けて、見どころを聞きました。

ディズニー・オン・アイス “Find Your GIFT”
画像:(c)Disney

Q:たくさんのディズニーキャラクターが登場する氷上のミュージカルショー「ディズニー・オン・アイス」。今年の注目ポイントは?

『塔の上のラプンツェル』『美女と野獣』『リトル・マーメイド』などのプログラムに加え、今年は『ミラベルと魔法だらけの家』が初登場することです! 私もこれまでに繰り返し見てきた大好きな映画なんです。先日実際にショーを見てきましたが、映画のシーンがかなり正確にスケートリンクの上で再現されていて、あの映像の中の世界を実際に3D・4Dで見ることができ感動しました。

ミラベルと魔法だらけの家 ディズニー・オン・アイス “Find Your GIFT”
画像:(c)Disney

『ディズニー・オン・アイス』だからこその、アイススケートショーを交えた演出もいっぱいあって、最高に楽しかったです!

Q:今回のテーマは「Find Your GIFT」です。

「ギフト」ってプレゼントや贈り物という意味のほかに、「才能」という意味がありますよね。『ミラベルと魔法だらけの家』という物語の中心には「私の才能って何だろう」というテーマがあると思います。この映画の世界観の中で、スケートショーに登場するみなさんのアクロバティックな技やペアスケートなどたくさんの「才能(GIFT)」を見ましたし、私たちも感動という「贈り物(GIFT)」を受け取る。今回のテーマにぴったりなショーだと改めて思いました。

Q:オススメの楽しみ方を教えてください。

みんな一緒に歌うし、写真を撮ることもできるし、会場にはミラベルやプリンセスの格好をしているお子さんも多くて、まさに参加型のショーです。スケートリンクの上だけでも華やかなのに、座席まで全部華やかでどこを見ても楽しいですよ! 福岡公演は2年ぶりで、楽しみに待っていた方も多いと思います。『ディズニー・オン・アイス』で、いつまでも心に残る思い出をつくってもらえるとうれしいですね。

ディズニー・オン・アイス ミッキーマウス ミニーマウス
画像:(c)Disney

「推しごと」について

次に大友花恋さんの「お仕事」の平均的な1日、そして「推しごと」を楽しむ休日のタイムスケジュールを教えていただきました。

大友花恋(おおともかれん)さん
画像:ARNE/撮影:日隈天明(PHOTO BACE Ten)

スケジュールを見ながら、「推し」について聞いていきます。

大友花恋 1日スケジュール
画像:ARNE

Q:ずばり大友さんの「推し」は?

ディズニーです! すみません、なんかお仕事の話と重なってしまって。マネージャーさんに「かれんさん、推しについて聞く取材があるのですが何にされますか」って相談されて、「ディズニーしか思い浮かばないんですが」って(笑)。

Q:大友さんのインスタグラムでお父様のディズニーコレクション動画を拝見しました。生粋ですよね。

父譲りなのだなと、あのコレクションを見て私も改めて思いました。実家にはもうびっしりディズニーのフィギュアがあり博物館みたいになっていて。動画では棚の一部を切り取って映していますが、ほかにもぬいぐるみがずらっと並ぶ棚やパズルなどもいっぱいあります。私はまさに英才教育を受けて、物心ついた時からディズニーが好きです。

―ディズニーの英才教育!

ディズニー作品のDVDがズラリとありましたし、『ディズニー・オン・アイス』にも両親が何度も連れて行ってくれていて、何が最初の出会いだったのか、もはや分かりません。気づいた時にはディズニーがそばにあったという感じ。ディズニーの魔法や夢という力は、私の核となる部分をつくってくれている気がします。

Q:ではタイムスケジュールを見ていきます。【お仕事】の日も【推しのある】日も、起床後はまずストレッチ&ジョギングを1時間。

もう5年ぐらい続いている趣味というか、日課というか。大変な日は上手にさぼりながら、何とか続けている感じです。ジョギングは30分、ちょっとだけやっています。

Q:【推しのある1日】では午前中に美容院へ。「推しに向き合うときはかわいくいたい!」と書かれています。

お休みの日は午前中に美容関係の予定を入れて、状態を整えてから推し活です。

Q:ディズニー映画は妹さんと観ることが多いのですか?

2歳離れた妹も、私に負けず劣らずディズニー好き。ディズニー映画は大体一緒に観ますね。妹とはずっと同じように同じような方法でいろいろな作品に触れてきたので、観る視点が近く、鑑賞後に「分かる!」と盛り上がれるんです。

―たとえばどういう話を?

「あそこの伏線はこう回収されると思ったけど、こっちに転んだよね」「今回はピクサーじゃなくてディズニーだから、音楽のこういう感じがディズニーっぽかったよね」とか、気になるポイントが近くて。映画と同じくらいの時間をかけて、カフェで熱く語らいます。

大友花恋(おおともかれん)さん
画像:ARNE/撮影:日隈天明(PHOTO BACE Ten)

Q:そして夕方、「スーパーに寄って帰宅」。

家までの通り道にちょうどスーパーがあるので、ふらっと毎日行っちゃいます。

―得意料理は?

いや、もう私が作る料理は、周りの人にもよく言われるのですが、はっきりした料理名がなくて、何か炒めるとか、何か切るとか、何かゆでるとかそういうのばかりで。「名もなき料理たち」と呼んでいます。

Q:夕食を食べながら、「今日の映画の考察をとことん調べまくる」のですね。

その日観た映画について、自分たちの考察と違う意見があるかいろいろ調べます。ディズニー作品、特にピクサーはほかの作品とひそかにつながっていることがあるので、見逃しているポイントはないか気になって。ほかの方のレビューを見て、そういう見方もあるのかってまた楽しみます。

―推し一色の一日ですね。

そうですね、推しの日はもうとことんそのムードになります。映画に持っていくハンカチもディズニーのものを選んだり。絶対に泣くので必須です。

―ディズニーリゾート(ランド/シー)に行くことも多いですか?

好きですが、そんなに頻度は多くないと思います。半年に2~3回でしょうか。これも妹と行くことが多いです。

Q:睡眠にもこだわりが。

真っ暗にして、うっすらディズニーソングを流しながら眠るのが好きです。ピアノバージョンが寝やすくてオススメです。

Q:ディズニー作品の自分なりの見方はありますか?

時が経ったら見返すようにしています。以前観たことがあって内容は覚えていても、その時の自分の気分や年齢、タイミングで、作品から受け取るメッセージが変わってきます。小さい頃、『リトル・マーメイド』はただ「アリエルがかわいい」「人間になれればいいのに」と思っていたけれど、今観ると、お父さんのトリトンの気持ちとか、自分が住んでいた場所を離れて人間になるという選択をするアリエルの強さとか、気になるポイントが全然違います。ディズニー作品は自分のタイミングで改めて見返すと、その作品への思いがより深まる感じがします。

Q:ところで、福岡の印象を一言お願いします。

お仕事でお邪魔することが多いので、じっくり福岡の街を堪能したことはないのですが、やっぱりグルメの街という印象が強いです。福岡と聞くとすぐ、「モツ鍋!とんこつラーメン!屋台!明太子!」みたいな(笑)。その響きだけでワクワクします。今日はこのまま福岡に泊まるので、夜はみなさんとおいしい海鮮を食べに行く予定です。今から楽しみです!

あなたのことを「推し」ているみなさんへ一言

最後にファンのみなさんへメッセージをいただきました。

(※写真はARNEの「A」ポーズ)

大友花恋(おおともかれん)さん
画像:ARNE/撮影:日隈天明(PHOTO BACE Ten)

みなさんと直接お会いする機会はそんなに多くないのですが、SNSのコメントとか事務所に送っていただくお手紙には全部目を通して、それが本当に力になっています。悲しかったり失敗したりした時は、推しのディズニーの力もそうですが、みなさんの力も借りています。自分ダメだなと思いそうになったら、「ダメだなんて思ったら、私を推してくれている人の信じているものまで否定することになるからやめよう」と留まることができる。パワーの源になってくれているみなさんには、すごく感謝しています。いただいたパワーを、さまざまな作品を通してお返しできるように、これからも頑張ります!

取材中、「よろしくお願いします」「ありがとうございます」と語尾まできれいなあいさつが印象的でした。今後の活躍にも注目です!(取材・文/重川朋子)

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