蛙化現象が発動する《がっかりプレゼント》初デートで突然ダイヤ！？ マジ勘弁かも…度を超えたらアウト〜

気持ちの先走り、自分本位なチョイス

プレゼントをもらったら誰でもうれしい気持ちになりますよね？ ただ、相手がどれだけ一生懸命に考えてくれても、「ビミョ～」と思ってしまう中身もあるものです。せっかくの贈り物だから悪いな、とは思いつつも……もらって幻滅したプレゼントに関するエピソードを紹介します。

主婦向け情報サイト「SHUFUFU」が2024年1月、女性198人を対象に行った「もらってうれしいデパコスブランド」に関する調査では、RMK、ジルスチュアート、コスメデコルテ、ディオール、シャネルなど、人それぞれで好みが分かれる結果となっていました。コスメ一つを取っても女性はそれぞれこだわりがあります。かわいい系が好きなのか、キレイなお姉さん系を好むのかなど趣味嗜好もさまざま。良かれと思って贈ったところ相手の好みと違えばただ困らせてしまうだけということも大いにあり得ます。ここからは、実際にあった“がっかりプレゼント”に関する実体験エピソードを見ていきましょう。

（1） 初デートといえば、相手がどんな人なのか探る日。一緒に過ごして楽しかったら「付き合っても良いかも？」と意識し始めるのが一般的な流れです。ただ、Eさん（女性20代）はその初デートでもらったプレゼントで「この人怖い」と思ってしまったようで……。初デートで遊園地に行き、最後のディナーのタイミングで「これEさんに」と、ダイヤが入ったネックレスを渡されました。いきなり高価なプレゼントを渡されたことで、うれしさより恐怖が勝り「こっわ」と急劇に冷めてしまったようです。相手を落としたくても、過剰なプレゼントは引かれてしまうので注意が必要です。

（2） 洋服などのファッションアイテムは、高価なものも多いためプレゼントとしてもらうのは本来うれしいものですが、あまりに贈り主側の趣味を押し付けられてしまうと“蛙化”の原因になります。Aさん（女性30代）が2回目のデートで「これ着てほしいな！」と彼に渡されたのは、フリフリのゴスロリ系の服でした。Aさんはクール系をいつも好んでいるのに、彼は自分の趣味だけで服を選んで着ることを強制してきたもよう。急劇に冷めてしまい、その場でお別れを告げたそうです。

（3） Cさん（女性30代）には付き合って1か月の彼がいました、優しくエスコートできる性格が大好きでした。なぜ過去形なのかというと、1か月記念日の彼からのプレゼントが重過ぎる歌だったからです。Cさんがどれくらい好きなのかという重々しい歌詞に加えて、歌唱が絶望的に下手なことにも萎えてしまったとのこと。心を込めて歌う姿に“蛙化”していったとのことです。シンガーソングライターでもない限り、歌のプレゼントはやめておいた方が良いのかもしれません。

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プレゼントは前提として人を喜ばせるものですが、ときに相手との関係に終止符を打つ一因にもなります。100年の恋も冷めるようなプレゼントを渡されてしまうと、友達に戻るどころか嫌われてしまうでしょう。蛙化する側も苦々しい気持ちにはなるでしょうが、蛙化される側も何が何やらショックが大きいものです。プレゼントを贈る前に相手の好みや欲しいものをそれとなく聞き出すなど、それ相応のリサーチはしておくに超したことはないはずです。

（イチジュ）