1. トップ
  2. 恋愛
  3. 自慢ばかりのママ友にうんざり →「海外赴任が決まったの!」ようやく離れられるとホッとしていたら?

自慢ばかりのママ友にうんざり →「海外赴任が決まったの!」ようやく離れられるとホッとしていたら?

  • 2024.8.17

自慢話が多い人と一緒にいると、疲れてしまいますよね。知人のA子は自慢話ばかりのママ友にうんざりしていましたが、めでたくそのママ友の夫の海外赴任が決定。自慢話から解放されると安心していましたが、予想外の展開が待っていたのです。今回は知人のA子から聞いたエピソードをご紹介します。

画像: 自慢ばかりのママ友にうんざり →「海外赴任が決まったの!」ようやく離れられるとホッとしていたら?

自慢話ばかりのママ友にウンザリ

知人のA子は、専業主婦のママ友のB美にうんざりさせられていました。
B美が自慢するのは、大企業勤務の夫のこと。
「え? ご主人の会社、ボーナスも出ないの? 中小企業は大変ね」「会社が小さいと将来が心配よね。ローンも通らないでしょ?」と、中小企業をバカにしてきます。

また、専業主婦であることも自慢のタネ。
「共働きしないといけないなんて大変ね」「うちは夫が楽をさせてくれて、感謝してるわぁ」と仕事をしているママ友を見下していて、周囲のママ友をゲンナリさせていました。

ようやく自慢話から解放される!

そんなとき、B美の夫にある辞令が下されました。海外赴任が決まったと言うのです。
B美は「急な海外赴任なんて、困るわぁ。夫は優秀だから、仕方がないけど」と、満面の笑みで夫がエリートコースに乗ったことを自慢していました。

B美は海外生活が憧れだったようで、家族全員で渡航することを決断。
A子たちは「これで自慢話から解放される」「静かになるね」とほっとしたそうです。

ママ友が突然帰国してきた!?

ところが、B美一家は1か月もしないうちに日本に帰ってきました。
一時帰国ではなく、なんとB美の夫は退社したのだとか。
B美は「海外生活に馴染めなくて」と周囲に説明していましたが、B美の夫の会社と取引のあるママ友が、本当の理由をこっそりA子に教えてくれました。

実は海外赴任先は極寒の地で、しかもB美の夫には大した仕事も与えられなかったと言うのです。
それでも出社はしなければならず、B美の夫は毎日ぼーっと過ごす毎日だったのだとか。
数日でその環境に耐えきれなくなったB美の夫は、退社を決断したのです。

海外赴任の真相を知るママ友は「それとなく退社を促しても辞めない社員を、そこに送り込むらしいよ。彼らの人件費よりも事務所の経費のほうが安上がりなんだって」とのこと。
B美はエリートコースに乗ったと自慢していましたが、その土地へ辞令を出されるのは、仕事ができない社員で、実質は退職勧奨だったのです。

その後のママ友

退職後、B美の夫は仕事がなかなか決まらず、実家に身を寄せることになりました。
普通なら落ち込むところですが、B美は「自然豊かな土地で子育てするのが夢だったの!」と最後までプライドを見せたのだとか。
周囲をある意味尊敬させて去って行ったそうです。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。

元記事で読む
の記事をもっとみる