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娘の退学免除に母、安堵の涙。両親の愛をようやく素直に感じられた|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.17

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。サオリと母親の、がむしゃらで一生懸命な姿を重ね、微笑ましく感じた担任の先生。すぐさま帰宅し、学校側の判断を伝えると、母の目からは安堵の涙がこぼれ落ちました。心から安心したような両親の表情を目にしたサオリは…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第52話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

ただひたすらに真っ直ぐで、一生懸命なサオリと母。似た者同士だからこそぶつかり合い、お互いの気持ちがすれ違っていたのかもしれませんね。

退学免除の報告を聞き、涙を流しながら喜ぶ両親の姿に、サオリの表情も和らぎます。今まで親の愛を信じきれずにいましたが、ようやく本当の意味で親の愛情が伝わったのではないでしょうか。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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