急にパパのスイッチが入るも妻の不安は増すばかり。鼻歌まじりでやる気に満ち溢れる育児なめすぎ夫［５６］｜くまおのマンガ堂

イクメンパパの師匠佐山さんと息子のたくちゃん、娘のさくらちゃんを見送った夫のいちろうさんは「ありがとうございます師匠・・あなたの言葉を胸にがんばります！」と決意を新たにしました。さらに「思えば僕はすぐ調子に乗るクセがある。それじゃ育児は上手くいかない。謙虚に誠実にかおりの気持ちに寄り添おう・・」とこれまでの自分を反省、すると「ごめん、遅くなっちゃった」と戻って来たかおりさんに「あっ、ミルクあげてくれたんだ。作り方ちゃんと聞いてたのね！やれば出来んじゃん！ありがとう」と言われ、それを聞いたいちろうさんは「でっへへ～！これくらいちょちょいのちょいだよぉ～！！」と思いっきり笑顔で答えました。

夫が育児をなめくさってる件［５６］

「でっへへ～！これくらいちょちょいのちょいだよぉ～！！」と答えた後で「はっ！ヤバいヤバい！調子に乗ってるぞ僕！！」といちろうさんは我に返りました。「かおりの気持ちに寄り添う＝育児うまくいく＝オールオッケー～！！」と頭の中で育児の数式を導いたいちろうさんは「やるぞ～」と気合いを入れ直します。

そして「今のかおりの気持ちは・・？」かおりさんの気持ちを読み取ろうとじ～っと見つめるいちろうさん、その様子を見て「？」とかおりさんが不思議に思っていると、「荷物持つよ。思いだろ？それと、帰ったらこはるの寝かしつけは僕におまかせあれ」いちろうさんにそう言われて「えっ、あぁ・・ありがと」かおりさんは戸惑いながら答えました。

「かおりはゆっくり休んでて・・ね」「えっ、あ・・うん」いちろうさんの言葉に驚きながら「なにこれ・・何かあった？急にパパのスイッチ入ったみたいでうれしいけど、これはこれで・・」と心の中で呟くかおりさん。

「不安！！」心の中で叫ぶかおりさんの隣で、「俺～俺～イクメンな～んだ！」いちろうさんは、呑気に鼻歌を歌っていました。

かおりさんにミルクを作ったことを褒められ、「でっへへ～！これくらいちょちょいのちょいだよぉ～！！」と笑顔で答えたいちろうさん、その直後に「はっ！ヤバいヤバい！調子に乗ってるぞ僕！」と自分自身を戒めました。「かおりの気持ちに寄り添う＝育児うまくいく＝オールオッケー！」いちろうさんが導き出した育児の数式にならって「やるぞ～！！」と気合いを入れ直すいちろうさんは、今のかおりさんの気持ちに寄り添うために、じ～っとかおりさんを見つめました。そして「荷物持つよ。重いだろ？それと、帰ったら寝かしつけは僕におまかせあれ」といういちろうさんに「えっあぁ・・ありがと」と戸惑うかおりさん、するとさらに「かおりはゆっくり休んでて・・ね」と優しい言葉をかけるいちろうさんに「えっ、あ・・うん」と答えつつ、「何これ・・何かあった？急にパパのスイッチ入ったみたいで嬉しいけど、これはこれで・・不安！！」と心の中で呟くかおりさん、かおりさんの心の葛藤には全く気づかず「俺～俺～イクメンな～んだ！」呑気に鼻歌を歌っていました。
いちろうさんのかおりさんへ寄り添う気持ちはとっても良く伝わりますが、かおりさんの言う通り、私も不安でたまりません～！！

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

［作者］くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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