おいしいものをラクして食べたいヨムーノライターかもです!
簡単に作れる料理の代表、肉野菜炒め。肉とたっぷりの野菜がとれるうえ、冷蔵庫の残りものやその日安かった材料で作れて節約にもなりますよね。
ありがたいメニューである一方、私は子どもの頃から「肉野菜炒め=白米が進まない薄めの塩味」という印象が強かったのですが、ついにその固定観念をくつがえすレシピを発見しました。
今回はスーパーで一番安かった100g148円の「国産の豚こま切れ肉」を使って、タサン志麻さんの「肉野菜炒め」を作っていきます!
肉と野菜を別に炒めて、ワンランク上の味
参考にするレシピは、NHK『きょうの料理』で、伝説の家政婦・タサン志麻さんが紹介した「志麻さんの肉野菜炒め」です。
家政婦ならではのレシピは、自宅にある設備や材料で驚きの仕上がりになるコツが満載。今回は手順に秘密があるんです。
さらに、私が意外だったのはオイスターソースで味をつけること。食欲がわく味付けにも注目してください!
タサン志麻さん「志麻さんの肉野菜炒め」の作り方
材料(2人分)
・豚こま切れ肉…150g ・キャベツ…1/4個 (200g) ・ピーマン…2個(60g) ・にんじん…1/4本(40g) ・もやし…1/2袋(100g) ・サラダ油…適量 ・塩…適量 ・黒こしょう(粗びき)…適量
【A】 ・にんにく…適量 ・しょうが…適量 ・オイスターソース…大さじ1
※筆者は今回、サラダ油は大さじ3、にんにくは大さじ1/2、しょうがは大さじ1/2使用しました。
作り方①野菜を切る
キャベツ、ピーマン、にんじんは食べやすいよう一口大に切ります。
にんにくとしょうがは、みじん切りにしてください。
作り方②サラダ油を絡めてから、野菜を炒める
①で切った野菜ともやしをフライパンに入れ、火をつける前にサラダ油大さじ1をからめます。
サラダ油は規定量の大さじ1だと野菜全体に行き渡らなかったので、筆者は大さじ2を使用しました。
強めの中火にかけ、1~2分炒めます。先に野菜に油をからめることで焦げにくくなるので、炒めるといっても時々混ぜる程度でよいそう。
野菜のボリュームがしっかりあってかさが減るまで混ぜにくかったので、深めのフライパンを使うのがおすすめです。
じんわりと水分が出てきたら、ざるに上げて蒸気を逃がしましょう。
作り方③下味をつけて、豚こま切れ肉を炒める
豚こま切れ肉に塩・黒こしょうを振ります。
この時にパックの中で丸まっている肉を一度広げておくと、焼きながら焦らなくて済みます。
フライパンをサッと拭いて、サラダ油大さじ1をひきます。強めの中火で肉の両面をサッと焼きましょう。
色が変わったら【A】を加えて、軽く炒めます。
時間の指定はないので、私は肉に火が入りすぎないように気を付けながら、にんにくとしょうがに軽く火を通すことを意識しました。
作り方④肉と野菜を合わせる
野菜を戻し入れたら手早く混ぜ、すぐに火を止めましょう。お皿に盛り付けて完成です!
さすが志麻さん!肉と野菜の良さが際立つ一皿
え、これが野菜炒めなの……?豚こま切れにしっかり味がついていて、オイスターソースの旨みがガツンと効いています。
にんにくとしょうがを後半に加えることで、香りが強く食欲がそそられる味に。
これまで最初に炒めて油に香りをつけるのが私の常識でしたが、間違っていたのかとつい自問自答しました。
続いて驚いたのは、しっかり火が通っていて甘いのにシャキシャキした野菜の食感。
噛み締めるとジュワッとするほどみずみずしくて、少し煮詰まったオイスターソースと野菜の水分がちょうどよい塩梅。
これならごはんも進みます!
シンプルな肉野菜炒めも得意料理に
肉だけに味をつけることでメリハリが出て、野菜はシャキシャキに。少し手順を変えるだけで、いつもとはまったく違う仕上がりになるのが衝撃的でした。
スーパーで安く売っている食材でも、冷蔵庫の余りものでも、このレシピならきっとおいしくできること間違いなし!
お得でおいしい肉野菜炒め、ぜひ作ってみてください。
ライター:かも
ティータイムを愛するグルメライター
おいしいものに囲まれて、ラクして生きたいウェブライター。日常の癒しはスイーツとお茶。好きなお店はカルディと無印良品。飽き性なので海外グルメや季節を感じるレシピなど、毎日に小さなワクワクをプラスするものも欠かせません。食事やおやつにこだわる私のおすすめを紹介します!