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【時短勤務が理解できない!?】退社しようとする社員に「私たちの時代は──」文句を言うベテラン社員

  • 2024.8.17

今は時短勤務を導入している職場も多いですよね。筆者の職場でも、育児休業明けの若い社員は時短勤務を取り入れて出勤しています。しかし、時代の変化と流れを理解しようとしないまま文句を言うアラカンの女性社員たちに困っているのです…。

画像: 【時短勤務が理解できない!?】退社しようとする社員に「私たちの時代は──」文句を言うベテラン社員

時短勤務は今や当たり前

正社員は時短勤務が可能な筆者の職場。出産後は育児休業を取って、時短勤務を活用しながら職場復帰する流れが、若い社員たちには一般的です。

筆者が子育て世代だった頃にはまだあまり浸透していなかった制度ですが、今は働き方改革や子育て支援の面においても、時短勤務はもう当たり前。

筆者の職場の基本的な勤務時間は、8時半から17時までです。時短勤務を取っている社員は9時から16時半、もしくは8時半から16時と、自分の都合に合わせて子どもが3歳になるまで1時間の時短勤務が可能になっています。

時代錯誤なアラカン女性

働きながら子育てをするのは本当に大変ですし、時短勤務を導入することで出産後も仕事を辞めずに無理なく働き続けていくことができるので、素晴らしい制度だと思います。

しかし筆者を含めたパートの職員の中には、自分たちより遅く出勤して早く帰る正社員がどうにも気に入らない人が一定数いるのです。

それが、何かと時代錯誤なアラカンの女性社員グループ。

「お先に失礼します」と時間になると先に帰っていく正社員の若者に対して、毎回うじうじと文句を言うのです。

「私たちの時代はね…」「出産後1年も育休が取れるだけでもありがたいのに…」と自分が20代だったときの話をすぐに持ち出してきます。

時代の変化に対応して欲しい

思わず「えっ!? 一体何年前の話をしてるんですか?」と言いたくなってしまいますね。育児休業の延長も時短勤務も、条件を満たす場合は労働者の権利としてきちんと認められているというのに。30年以上も前のことを今と比べて愚痴る姿には、正直うんざりしてしまいます。

確かに、しわ寄せを負担に感じる社員がいたり、逆に育児休業を取る側が「申し訳ない」と思ったりする課題もあるでしょう。会社には、社員全員が安心して働ける環境作りを期待したいですし、育休を取得する社員も、周りへの最大限の配慮は忘れないことが大事です。
しかし、互いに「安心して休める職場」作りの一歩として、サポート側が育休への理解を深めることも大事なのではないでしょうか。

きっとアラカン世代の女性は、子育ての代わりに仕事を犠牲にせざるをえず、どちらも選べるような時代ではなかったのでしょうが、それを現代にまで引きずって文句を言うのは違いますよね。

時代の変化に慣れて、考え方を改めて快く対応してほしいと思っています。

【体験者:40代・女性パート職員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。

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