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クリスティーナ・アギレラ、ボディシェイミングに苦しんだ20代を経て「人の意見に左右されなくなった」

  • 2024.8.16
Christina Aguilera at the 66th Annual GRAMMY Awards held at Crypto.com Arena on February 4, 2024 in Los Angeles, California.

これまでも自身が経験したボディシェイミングについて発言してきたクリスティーナ・アギレラ。ティーンの頃から活躍してきた彼女は、20代になって体重変化を話題にされることで、「自分がいかに細いか」によって自尊心を保っていたとUS版『グラマー』のカバーインタビューで明かした。

「ティーンエイジャーの頃は、20代とはまったく違う体型でした。ふっくらし始めると、『太り出しだぞ』などと言われ、人に受け入れられませんでした。すると周囲の業界関係者も、『ティーンの頃の細身の君が良かったんだ』と言うのです」

クリスティーナは長い年月をかけ、自分の身体に関する他人の意見に左右されないよう学び取ってきたと語る。「私は今、人の意見などどうでもいいという成熟期を迎えている。他人の意見を受け入れるつもりはありません。他人に関係ないことです。私に関する他人の意見など、私の知ったことではありません」

また、元夫ジョーダン・ブラッドマンとの間に生まれた息子マックスと、婚約者マシュー・ルトラーとの間に生まれた娘サマーが、それぞれ16歳と10歳になり、こうした問題に直面する年頃になってきたことで、改めて危機感を覚え、考えを新たにしているようだ。「子どもたちがトリガーとなって、過去を思い出すことがあります。彼らにはこんな経験をさせたくない。でも、まるで追体験しているようです」

彼女は、自分がしたような経験を子どもたちがしないように「講義」したり、「過剰に話したり」している自分に気づくことがあるという。「私は若いころに多くを見てきました。子どもたちには、最善を望みます」「息子と娘をとても愛しています。彼らを世界から守ってあげたい。でも、彼ら自身で学ばなければいけないのです」

Text: Tae Terai

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