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乾燥機に“ベタついた衣類”を入れるのはやめて!経済産業省が注意喚起

  • 2024.8.16

洗濯物を洗う時に何気なく乾燥機に放り込んでしまうこと、あると思います。

忙しい日常の中では、手間を省くために一度にまとめて洗濯することが多いかもしれません。しかし、タオルや服に付いた特定の成分には注意が必要です。特に、ボディオイルや食用油などが付いたアイテムを乾燥機にかけることは、意外なリスクを伴うことがあるのです。

それが美容のためであれ、料理のためであれ、油分を含む製品は身近な存在です。しかし、これらの製品が意図せずタオルや服に付着してしまった場合、その後の取り扱いには慎重さが求められます。そこで今回の漫画では、経済産業省HPの情報をもとに衣類乾燥機での危険性などを詳しく解説します。それでは早速見ていきましょう!

油分がついた衣服は衣類乾燥機にいれないで!

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ある日、娘が使ったタオルがベタベタしているのに気づいた母親が、その原因を尋ねました。娘はボディオイルをこぼしてしまったと話し、お気に入りのタオルだから乾燥機でふわふわにしてほしいと頼みました。しかし、母親はすぐに危険性に気づきました。油が染み込んだタオルを乾燥機に入れると、乾燥の余熱で油が酸化発熱し、自発的に発火する可能性があることを知っていたからです。

その後、母親は娘に油分のついた衣類は乾燥機の使用を避けるよう強く注意。万が一オイル系の製品がタオルや服に付着した場合、乾燥機での乾燥は避けるべきなんです。これは、油脂が乾燥機内で発熱し、火災を引き起こすリスクがあるためです。

最善の対策は、油が付いたタオルや服は別々に洗い、自然乾燥させることです。特に、油が染み込んだ繊維は自然発火のリスクが高いため、乾燥機での乾燥は厳禁です。娘は母親の説明に驚きながらも、今後は気を付けることを約束しました。

経済産業省公式HPでも、以下のように注意喚起されています。

『衣類乾燥機』の使用にご注意ください!
こんな事故が起こっています オイルの染みこんだタオルが乾燥中に発火。
これが原因 乾燥した時の余熱によりオイルが酸化発熱し自然発火。
ここに注意 食用油、動物系油、機械油、ドライクリーニング油、美容オイル(ボディオイル、エステ系オイルなど)、ベンジンやシンナー、ガソリン、樹脂(セルロース系)などの付着した衣類や、ポリプロピレン繊維性の衣類は洗濯後でも絶対に乾燥機に入れて乾燥しない。出典:経済産業省公式HP「電気製品での主な事故事例」

このように、日常で頻繁に使用するものの注意点を知っておくことで、家庭での安全を守ることができます!使用の際は注意して扱いましょう!

作画:桜木きぬ(@kinumanga

出典:経済産業省公式HP「電気製品での主な事故事例」

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