「頑張るきっかけは、本当に些細なこと」｜問題児の僕が更生する話

このお話は、忍者ママ家の長男(原作担当)・そうちさんの体験に基づく作品です。小学校時代のそうちさんは、宿題を全くせず教科書も持ってこない子どもでした。先生や友達から冷ややかな態度をとられても、生活を改めようとはしません。ある日、ふと思い付きで宿題を提出してみると、そうちさんの中で何かが変わったのです…。自身を「問題児」だったと振り返るそうちさんの成長を描く『問題児の僕が更生する話』最終話をごらんください。

4年間できなかった宿題も準備も、毎日の積み重ねを経て「当たり前」になりました。そうちさんの生活態度が変わると、今まで冷ややかな視線を送っていたクラスメイトの対応にも変化が...。

人生は小さな努力を積み重ね。しかし、この積み上げこそ最も難しいことかもしれません。遠い未来への期待よりも、目先の楽の方が魅力的に見えるものです。

「今日は少しだけ頑張ろう」という日が続けば、いつの間にか努力は習慣になるのでしょう。子どもの成長を子ども自身の目線から描いた『問題児の僕が更生する話』は、人生の大切なことに気づかせてくれる作品です。

著者：chochiro629