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気を遣ったつもりが「やってしまった、、、」嫁に「遠慮しないでね」→ 思わぬ悲劇が!?

  • 2024.8.16

息子のお嫁さんには、何かと気を遣いますよね。でも、相手を思いやった行為が逆効果になってしまうこともあります。今回は、知人から聞いた、気を遣いすぎて失敗したエピソードをご紹介します。

画像: 気を遣ったつもりが「やってしまった、、、」嫁に「遠慮しないでね」→ 思わぬ悲劇が!?

息子が婚約者を連れてきた

息子が「結婚したい人がいる」と、女性を連れてきたときのことです。
息子が紹介してきたのは、スラリとした細身の女性。今どきの痩せたおしゃれな人でした。

「手料理を振る舞うと、嫁から嫌がられることがある」と聞いたことがあったため、その日は奮発してお寿司をとって、一緒に食事をすることに。
でも、彼女は気を遣っているのか、緊張しているのか、あまり食べていません。
「遠慮しないで。たくさん食べてね」と勧めても、「ありがとうございます」とにこやかにお礼を言うだけ。
いいお寿司を用意したのに、結局あまり食べてくれませんでした。

結婚後も……

結婚後、しばらく時間が経てば彼女も慣れてくれるだろうと思っていました。
ところが結婚してからも、一緒に食事をした時にあまり食べようとしないのです。
あまり食べない嫁を心配して「もしかしてダイエットをしてるの? 若いうちはダイエットなんてしなくてもいいのよ」と声を掛けましたが、「ダイエットはしていません」と言うし、「好き嫌いがあるの?」と尋ねても、嫁は「特にありません」と答えます。

やっぱり遠慮しているんだと思い、「気を遣わなくてもいいのよ」と料理を勧めていたら、ある日悲劇が起きてしまったのです。

嫁が倒れた!?

いつものように「遠慮しないでね」と嫁に料理を勧めていたら、食事中に嫁が「うぅ……」と呻いて、その場にうずくまってしまったのです。
「どうしたの!?」「救急車を!」と騒いでいると、嫁は「大丈夫です。私の鞄をとってください」とお願いしてきました。

嫁に鞄を渡すと、中から取り出したのはなんと胃薬。
嫁は胃薬をその場で飲み、「そのうち治まりますから……」と言ってきました。

遠慮じゃなかった!

実は嫁は食が細いタイプで、遠慮していたわけではなく本当に食べられなかったのです。
「どんどん食べて」「ダイエットなんてしないで」と姑から言われた彼女は、満腹なのに無理をして食べていました。
そして、胃痛を起こしてしまったのです。

「遠慮しないで」の一言が嫁を苦しめていたとは思わず、反省するやら後悔するやら。
「気遣いの言葉で人を追い詰めてしまうこともある」と学んでからは、相手のペースを尊重しようと肝に銘じました。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。

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