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“性別騒動”渦中の五輪女子ボクサーが魅力的な姿を初披露 「メダルを獲得するために彼女は……」

  • 2024.8.16
“性別騒動”渦中のイマネ・ケリフ(左)と、わずか46秒で棄権したアンジェラ・カリニ(C)ロイター
SPREAD : “性別騒動”渦中のイマネ・ケリフ(左)と、わずか46秒で棄権したアンジェラ・カリニ(C)ロイター

パリ2024オリンピック」の女子ボクシング66キロ級で、性別騒動によるバッシングを受けながら見事金メダルを獲得したイマネ・ケリフ(アルジェリア)が、競技外での魅力的な姿を披露し注目を集めている。

■「彼女に必要なのは戦略、強さ、パンチだけ」

ケリフはインスタグラムで48万人以上のフォロワーを有する健康・美容アカウント『Beauty.code』の動画に登場した。
冒頭で、黒のTシャツ姿で髪を後ろに束ねたイマネが、カメラに向けて笑顔でパンチを披露。その後画面が切り替わると、ヘアメイクをして華やかな衣装と花の形のイヤリングを身に付け、首に金メダルをかけた25歳の姿があった。
アカウントは動画とともにメッセージも投稿し、「メダルを獲得するために、彼女は美容院や買い物に費やす時間はなかった。彼女は、自分の存在を証明するために、それらの必要性をまったく感じなかった。 私にとって彼女はスターであり、永遠の人気者なのだ」とエールを送った。
また、「イマネは外見を変えることで、世間が押し付ける型にはめ込もうとしたのではない。(中略)彼女は必要に応じてフェミニンでエレガントに振る舞うことはできるが、リング上では装飾もハイヒールも必要ない。彼女に必要なのは戦略、強さ、パンチだけであり、それこそが彼女の本質なのだ」とし「イマネが美しいのは、今日着飾っているからではなく、彼女が美しいからだ」と強調した。
ケリフはパリ五輪の1回戦で、わずか46秒で対戦相手が棄権したことから世界中の注目を集めた。地元メディアのインタビューでは、ネット上で誹謗中傷されたことについて「私に多大な影響を与え、私を傷つけた。どれほど恐怖を感じたか、言葉では言い表せない」と胸中を明かしていた。
米紙『ニューヨークポスト』によると、ケリフはテスラ社CEOのイーロン・マスク氏、「ハリーポッター」シリーズ作者のJ・K・ローリング氏ら著名人を相手にハラスメントを受けたとして訴訟を開始。選挙集会でケリフを「彼」と呼んだドナルド・トランプ前米大統領も、「訴訟で名前が挙がるかどうかに関わらず捜査されることは避けられない」としている。

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