1. トップ
  2. 恋愛
  3. 予想外だった退学免除の可能性「親に見放されてる」そう思っていたのに…|娘の彼氏を認めない

予想外だった退学免除の可能性「親に見放されてる」そう思っていたのに…|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.16

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。妊娠の話が他の生徒に広まっていないことで、条件付きで退学を免れる手だてはあると聞いたサオリ。妊娠をカミングアウトし、退学を覚悟していたサオリには理解ができず、思わず担任に抗議します。親に見放されてると思っていたサオリに、担任が語った真相とは…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第51話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

親に見放されてると思い込み、退学して自立する覚悟を決めていたサオリ。しかし、毎日学校を訪れて嘆願するほど、母はサオリを助けようとしていました。

学歴が将来に影響を及ぼすことも少なくありません。娘が苦労しないよう、サオリの将来を守ろうとする母の行動は、親の愛以外のなにものでもありませんよね。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

元記事で読む
の記事をもっとみる