1. トップ
  2. 恋愛
  3. 病気の原因と向き合ってみて…|産後、救急外来に駆け込んだ話

病気の原因と向き合ってみて…|産後、救急外来に駆け込んだ話

  • 2024.8.16

このお話は、著者・まろ(@maromrt)さんが産後に、原因不明の歯の痛みに襲われた体験談が描かれています。「非定型歯痛」と診断されましたが、何が原因で起こるか解明されていない病気です。担当医は「強いストレスが原因」と考えています。しかし、0歳の娘・メメちゃんの育児がストレスかと問われると違うような気がしていた まろさん。その後、痛みが再発し、原因にたどり着きます…。『産後、救急外来に駆け込んだ話』第59話をごらんください。

「いろんなことが怖かった」と語る まろさん。出産をする前から、「親になること」に対して、重い責任があると考えていました。そして、実際に子どもを産んでみて、その重すぎる命に、さらにプレッシャーを感じるように。

子どもの人生も、周囲からの目も、すべて「当たり前」と感じるようになってしまったなんて…。

親が育児の責任に飲み込まれないために

まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。

このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。

まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。

産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。

著者:ももこ

元記事で読む
の記事をもっとみる