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米軍基地の電話が繋がらないのは新兵のせい?→トラブルの原因になった新兵が達成した偉業とは…【米軍基地で働いてみた(64)】

  • 2024.8.15

<米軍基地の電話が繋がらないのは新兵のせい?→トラブルの原因になった新兵が達成した偉業とは…>米軍基地で働いてみた[#64]

(前回の続き)携帯電話が普及してからもしばらく経っても、携帯電話の使用が禁止されていた米軍基地での通信(電話)は、内線でも外線でも交換手を通して電話をする必要がありました。
専任スタッフなら問題ないのですが、赴任したばかりの新兵が当番制で電話交換業務を担うとトラブルに遭う事も…。

そんなある日、兵士からマッサージを頼まれて外部のセラピストへ電話をすると、タイミング悪く新兵の交換手にあたってしまったのです。

新米兵士はセラピストに繋ごうとして一生懸命作業をしているようですが、一向に電話は繋がらず、マッサージの返事を待つ兵士もイライラの限界…。

私も、目の前に待たせている兵士がいる関係上、早く電話を繋ぐようにせかさない訳にもいかず、何度も様子を確認するも「I’m doing my best!(全力でやってるんだよ!)」と言うばかり。

もうどうにもならなそうだと諦めた私は、予約にきた兵士には第4希望まで候補日を聞いて、夕方にもう一度立ち寄ってもらう事に。

その間も、運悪く交換手になってしまった新兵は悪戦苦闘していましたが、ついに「ちょっと待って!繋がった!繋がったよ!ヤッター!」と偉業を成し遂げたかのように大喜びしています。

散々待たされましたが、新兵は頑張ってくれたので「Thanks!」と伝えてやっとマッサージの予約をする事が出来ました。

普段何気なく利用していた電話の交換手ですが、専任スタッフのなんとありがたいことか!
携帯電話が普及し、電話でいちいち交換手を通す必要はなくなりましたが、今振り返ると、あの時の苦労も懐かしく感じます。

次回、米軍の意外過ぎるタトゥー事情については下の関連記事からチェック!

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