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【髙木雄也さんインタビュー】久々の映像作品は、考えながら見られる面白いホラードラマ

  • 2024.8.15

Takaki Yuya髙木雄也

8月15日(木)深夜からCBCテレビで放送されるドラマ「怖れ」に出演する髙木雄也さん。「最初、タイトルを聞いてお化けとかそういう系のホラーかなと思ったんです。人間の方かって」

出典:シティリビングWeb

原作は「サイコミ」で連載中の川上十億による電子コミック『怖れ -令和怪談-』。髙木さんは、主人公・溝口マユ(莉子さん)を追いかける“突撃系配信者”ヤマカズを演じる。

「最初にいろいろ監督と話して、方向性や考え方は同じだったので、スッと演じられました。ちょっとした愛嬌だったり、ファンが付いている配信者じゃないとここは効き目がないかな、など。そこは考えてやっていました。衣装を着て、アクセサリーとかバランス的にあったほうがいいなと思って、自分のピアスをつけたりして。どうですか?って聞いたら、監督さんも『いいね!』と言ってくれたので、じゃあ貸しますって(笑)」

1人で8人役を演じた舞台「東京輪舞」を終えて、このドラマに臨んだ。「正直、本読みのときはまだ少し舞台の感覚が残っていて、ちょっと声を張っちゃったりしたこともありました。そのとき、莉子ちゃんが映像のボリュームで話していたから、ああそうだ!舞台寄りの演技になるところだった、と。そこは莉子ちゃんに感謝しています」

岩崎う大さん(かもめんたる)による脚本について。「セリフを発しやすいという印象がありました。プレーヤーとしての気持ちも知っているし、すごくこっちが発しやすい言葉が多かったです。

メンバーの有岡(大貴)が、前に岩崎さんの脚本で一緒に舞台をやっていて『話しやすいでしょ?』『すごいやりやすい』とか話していました。なので、はまるか分からないけど、このドラマは有岡君には見てほしいよね。やっぱり自分が一緒に仕事をしたことのある方がメンバーとかかわると気になるし、そういう意味で見てほしいなと思います」

ドラマは1話ずつ、集中して見た方がいいという髙木さん。「1話から10話までオムニバス的な要素もありながらつながっていて、見どころは1話ずつ違います。マユとヤマカズという存在でつながっているから、それがどう絡んでいくか、ホラーだけど考えながら見れます。怖い人は録画したりTVerで明るい時間に見てもいいかも」

髙木雄也さんの“働く”インフラ

仕事をする上で、コミュニケーションで大事にしていることは?

先に自分の空気を作る。例えば、みんなはじめましての場で、この人はいじっていいんだ、という感じを先にわざと出します。自分をプレゼンしちゃう。みんなが言いやすいようにして、自分も何でも言える感じを作ります。でも難しいよね、会社だと。そんなふうにもできないだろうから。

仕事で壁にぶつかったときは?

あとは時間が解決するからいいや、帰ろってなります。よく周りに言われるのは「本当に何でもプラスに変えるね」って。いやなことがあったら「久々にこんな経験できたわ、良かったー」といって、人にも相談しない。ある程度のことは、自分でどうにかするしかない精神でやってきてます。

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出典:シティリビングWeb

(C)「怖れ」製作委員会

ドラマ「怖れ」(全10話)。CBCテレビで8月15日(木)より毎週木曜深夜0時58分放送。TVerにて見逃し配信

原作:『怖れ -令和怪談-』川上十億(サイコミ /Cygames)

出演:莉子、笠原秀幸、山谷花純、こだまたいち、佐藤友祐(lol)、成海花音、髙木雄也 ほか

脚本:岩崎う大(かもめんたる) ほか

演出:小山巧 ほか

製作著作:「怖れ」製作委員会(エイベックス・ピクチャーズ CBCテレビ)

<ストーリー>

人間だから“怖れる”のか “怖れる”から人間なのか…。

フリーターの田辺日向は、マッチングアプリで出会った男につきまとわれ殺されてしまう。

だが次の瞬間、別人の斎藤アユミになってしまう!

何が起きたのか分からないまま、斎藤アユミとして生活するが、

またもトラブルに巻き込まれ、命を落とすことに…

なぜ死ぬたびに別人になるのか? 深まる謎に途方にくれる。

一方、突撃系配信者のヤマカズは、街で起こるさまざまな殺害事件に、謎の女性・溝口マユが関わっていることを突き止める。

果たして溝口マユの正体とは…

PROFILE

2007年、Hey! Sɑy! JUMPでデビュー。2008年「ごくせん」で連続ドラマデビュー後、数々のテレビドラマに出演。近年ではミュージカル「ブロードウェイと銃弾」。さらに舞台を中心に「裏切りの街」「星降る夜に出掛けよう」「東京輪舞」など、演技力に定評がある。

取材・文/宮澤亜美子(シティリビング編集部)

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