1. トップ
  2. 恋愛
  3. つらすぎる中絶手術「人生どうなってもいい」退学手続きに学校へ向かう|娘の彼氏を認めない

つらすぎる中絶手術「人生どうなってもいい」退学手続きに学校へ向かう|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.15

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。友人との通話中、ユウキの名前を聞き、激しい嫌悪感を抱いたサオリ。間もなく中絶手術の日を迎えますが、日を追うごとに悲しみは増し、人生に希望を見い出せないほどの絶望を感じていました。学校から呼び出され、退学を覚悟して教室に入りますが…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第50話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

生まない選択をしたことで、人生に絶望するほどのつらさを経験したサオリ。その悲しみや苦悩を糧にして生きることが、赤ちゃんへのせめてもの償いになるのではないでしょうか。

学校から呼び出されて向かった教室には、元彼・ユウキもいましたが、妊娠発覚前の仲の良い2人の姿はどこにもありませんでした。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

元記事で読む
の記事をもっとみる