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公開2週で早くも10位圏外、Snow Man・ラウール『赤羽骨子のボディガード』! 映画興行成績ランキング【8月9~11日】

  • 2024.8.14
公開2週で早くも10位圏外、Snow Man・ラウール『赤羽骨子のボディガード』! 映画興行成績ランキング【8月9~11日】の画像1
写真AC

最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、8月9~11日)で、8月1日に公開されたディズニー&ピクサーのアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』が1位に上昇した。

目次

・『インサイド・ヘッド2』公開2週目で1位!
・Snow Man・ラウール『赤羽骨子のボディガード』、2週目でトップ10圏外に
・眞栄田郷敦主演『ブルーピリオド』、原作ファンからも好評?
・全国映画動員ランキングトップ10(2024年8月2~4日、興行通信社調べ)

『インサイド・ヘッド2』公開2週目で1位

8月13日発表の全国週末興行成績ランキングで首位に立った『インサイド・ヘッド2』は、『インサイド・ヘッド』(2015年7月公開)からの続編。

今作は少女・ライリー(吹き替え・横溝菜帆)の感情──ヨロコビ(小清水亜美)やカナシミ(大竹しのぶ)たちに、最悪の未来を想像してしまうシンパイ(多部未華子)や誰かを羨んでばかりいるイイナー(花澤香菜)など“大人になるための新しい感情”が加わっていくというストーリーを展開。

前回のランキングでは初登場2位だったが、上映開始から2週目となった今回は週末3日間で観客動員39万1000人、興行収入5億2200万円を記録して1位に。累計興収は20億円超えとなっている。

今回のランキングで2位につけたのは、同じくアニメ作品の『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(8月9日公開)。漫画家・臼井儀人氏の代表作『クレヨンしんちゃん』(双葉社)を原作としたテレビ朝日系アニメの劇場版31作目で、主人公・野原しんのすけ(声優・小林由美子)の愛犬・シロ(声優・真柴摩利)と小さな恐竜・ナナ(声優・水樹奈々)の出会いと友情を描く。

同作にはほかにもDISH//の北村匠海、オズワルドの伊藤俊介と畠中悠がゲスト声優で出演。上映を開始した週末3日間で興収4億5500万円、8月12日の祝日を含む4日間では6億3600万円を突破。前作『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』(23年8月公開)のスタート4日間との対比は約130%と伝えられている。

Snow Man・ラウール『赤羽骨子のボディガード』、2週目でトップ10圏外に

一方、前回のランキングで初登場6位だった実写映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)は今回、早くもトップ10圏外に。10日には北海道、東京、愛知、大阪、福岡の5つの劇場で「応援上映」を実施したが、数字には結びつかなかったようだ。

漫画家・丹月正光氏が「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の同題作品を実写化した『赤羽骨子のボディガード』は、人気アイドルグループ・Snow Manのラウールが主演、主題歌も同グループが担当し、ファンからの期待も高かったとみられる。

しかし8月7日、Webサービス「はてな匿名ダイアリー」上に大手のシネマコンプレックスで働いているというユーザーが「アイドルファンって常識ないん?」(原文ママ、以下同)と題した日記を公開し、それがX(旧Twitter)ユーザーの間で『赤羽骨子のボディガード』のことではないか、と注目を集めた。

同日記では、つい最近公開された「アイドル主演の漫画実写化映画」について「買われてるチケットの枚数と、入場人数が明らかに噛み合わない」として、チケットをファンが大量購入したものの発券だけして入場しない行為を繰り返しているのではないかと推測。

『赤羽骨子のボディガード』での事例なのか明確になっていないものの、ネガティブな話題でも一部で注目を集めてしまった。

なお、14日には東京・丸の内ピカデリーにて「大ヒット御礼舞台挨拶」が2回予定されており、ラウールのほか出演者も登壇予定。午後6時30分の回は全国の劇場でライブビューイングを行うため、動員数アップも期待できるかもしれない。

眞栄田郷敦主演『ブルーピリオド』、原作ファンからも好評

そのほか、今回のランキングで8位に初登場した『ブルーピリオド』は、漫画家・山口つばさ氏が「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載している同題作品を眞栄田郷敦主演で実写映画化。

空虚な毎日を過ごしていた主人公の高校生・矢口八虎(眞栄田)が、美術の課題で“明け方の青い渋谷”を描き、そのことをきっかけに美術への情熱を燃やして東京藝術大学を目指していく……といった内容。

これまでにアニメ化、舞台化もされている人気作だが、そのような作品の“実写映画化”は原作ファンの評価が分かれやすい。しかし、今作を観賞したネットユーザーからは「実写版映画として成功してる」「原作へのリスペクトを感じられてよかった」「原作とアニメ履修済みだけど、実写映画も楽しく観られた」「原作と違う流れとかもあったけど不自然ではなく面白かった」などと概ね好評。

8月20日に都内で公開記念舞台あいさつも予定されており、今後の成績の伸びにも期待がかかる。

なお、今年は2月19日発表の同映画ランキングと、前回(8月5日発表)、そして今回もトップ3をアニメ作品が独占。8月13日からは昨年大ヒットした『THE FIRST SLAM DUNK』(22年12月公開)の復活上映が始まっており、8月16日には人気ゲームを原作とするアニメ映画『刀剣乱舞 廻 々伝 近し侍らうものら』や“応援上映”ブームに火をつけた『KING OF PRISM Dramatic PRISM.1』も公開されるが、次回のランキングにどう食い込んでくるか。

全国映画動員ランキングトップ10(2024年8月9~11日、興行通信社調べ)

1位:『インサイド・ヘッド2』
2位:『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』
3位:『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
4位:『怪盗グルーのミニオン超変身』
5位:『キングダム 大将軍の帰還』
6位:『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』
7位:『デッドプール&ウルヴァリン』
8位:『ブルーピリオド』
9位:『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
10位:『あのコはだぁれ?』

サイゾーウーマン編集部
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