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突然夫に“男と会ってたのか?”と聞かれました… 昼顔妻が動揺した「不倫発覚の危機」【前編】

  • 2024.8.14

不倫などの不貞行為をする際は、細心の注意を払うはず。けれど、それでも発覚してしまう場合もあるでしょう。原因として、誰かからの密告というパターンもあるようです。杏奈さん(仮名・33歳)もかつて不倫を経験し、同じような状況に陥ったそう。当時どんなことがあったのか、詳しく話を伺いました。

予想外の事態

「私は1年ほど前、不倫をしていました。相手は、7歳下の翔くん(仮名)という独身男性。仕事関係で知り合いました。翔くんは年上の女性が好みらしく、かなり私に熱を上げている様子。弄ばれたい願望があり、私もそんな彼の欲求をほどよく刺激しつつ、上手くコントロールしていました。
夫には絶対にバレないよう、連絡は必要最低限にするよう言い聞かせ、会うときも深夜には及ばないようにして、手なずけていましたね。そうやって細心の注意を払って行動していたものの、予想外の事態が起きました」

密告した人物は…

「ある日、夫が急に“不倫しているのか?”と聞いてきたのです。突然のことで慌てましたが、“そんなわけないでしょう”と呆れたような素振りで返しました。そして、スマホのLINEを開いて、“疑うなら見ていいよ”と差し出しました。
私はこういうこと友人の証言もあろうかと、翔くんとはLINEではやり取りをせずメールでおこなっていたのです。不倫の痕跡など一切なく、夫も納得してくれました。でも、いったいなぜ夫は疑ったのか。誰かが密告したのではないか……と思い、ある人の顔が浮かびました」

友人の証言

「もし、誰かが密告していたとしたら、思い当たるのはひとりしかいません。友人の恵美香(仮名)です。なぜなら、恵美香にだけは彼との関係を伝えていたから。私は、恵美香と会う機会を持ち、単刀直入に尋ねました。すると、“あり得ない!”と。
それもそのはず。私と同様、恵美香も不倫をしていました。いわば、お互いに秘密を共有している“不倫同盟”を組んでいるような関係。私の不倫を密告しようものなら、自分もバラされてしまうという、まさに運命共同体なわけです。なので恵美香も、“カマをかけただけじゃない?”と言い、私もそれに納得しました」

1か月半ぶりに不倫相手に会うと…

「夫に不倫を指摘されてから、怪しまれる行動は避けていました。1か月半ぶりに翔くんに会うと、“会いたかった”となんとも嬉しそうに言うのです。そうやって気持ちを素直に言葉にして表現してくれるところも、彼の可愛いところでしたね。久しぶりに、2人の時間を満喫しました。
その翌朝、翔くんとの逢瀬の余韻に浸りつつ、朝食の準備をしていたときでした。再び夫が、“昨日、男と会ってたのか?”と聞いてきたのです。完全に無警戒だったので、動揺しました。それでも、またLINEを見せ、なんとか理由をつけて言い逃れました。しかし、翔くんと会ったのは、昨日の今日。ピンポイントすぎます。確実に密告者がいると思いました。いったい誰なのか…。疑心暗鬼に駆られずにはいられませんでしたね」

“何者かによって不倫を夫に密告された妻の告白”をご紹介しました。
不倫のような悪いおこないは、誰かが見ているということ。教訓を得たと思いすぐに関係を断つべきでしたね。この先はもう、悲惨な展開しか頭に浮かびません。
©milatas/Adobe Stock ©MOMOTAROU/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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