【暮らし】洗濯臭に高い効果を発揮！ 万能な「逆性石けん」

雨の日の部屋干し臭や服について取れない体臭など、洗濯物の臭いが気になったことがある人は多いのでは。部屋干し専用の洗剤や柔軟剤などもたくさん販売されていますが、効果が薄い場合も……。そんな時の強い味方として注目されているのが「逆性石けん」。どんなものなのか、使い方を紹介！

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頑固な生乾き臭の原因菌を元から撃退

本来は手指などの傷や食器の殺菌などに使われている「逆性石けん」。
聞き慣れない人も多いかもしれませんが、医療や介護の現場ではよく使われる除菌液です。洗濯石鹸のような洗浄力がなく、真逆の性質を持つため逆性石けんと呼ばれているそう。ドラッグストアで簡単に手に入る上に、低価格でかなり使えるとSNSで話題となっています。 「逆性石けん」は、実はリンスや柔軟剤にも入っている成分。これが洗濯の「生乾き臭」を撃退するのに絶大な効果を発揮します。主な生乾き臭の原因は、「モラクセラ」という細菌。湿気や皮脂で増殖すると、通常の洗濯洗剤では落としづらいニオイを発します。 そんなときにおすすめなのが、逆性石けんでの漬け置き。逆性石けんの性質によって細菌を破壊します。

使用方法は簡単！ 洗濯以外の用途にも使えて万能すぎる

「逆性石けん液」と書かれた［オスバンS］。家の近くの薬局では見つからず、ネットで650円で購入。必ず薄めて使うこと。

使用方法はとても簡単。逆性石けんを500倍に水で薄めたら、臭いの気になる洗濯物を漬け込みましょう。漬け込み時間は2時間ほどですが、特に臭いが気になる場合は6時間くらい付けておくのがおすすめです。その後しっかりとすすいだら、通常通り洗濯洗剤を入れて洗濯機で回すだけ。逆性石けん自体に臭いはないので、普通に洗濯すれば自分の好きな洗剤の香りを残すこともできます。 さらに、洗濯以外にも使えるのが嬉しいところ。例えば生ごみの消臭には、水で100から200倍に薄めたものをスプレーすることで臭いを防止できます。また室内やトイレなどの除菌スプレーのほか、食器を漬け置きしてから洗うのも効果的。 洗濯臭に高い効果を発揮する上に、家庭内の様々な用途に使用できる万能な「逆性石けん」。服やタオルについた臭いが気になる人は、是非試してみてはいかがでしょうか。