1. トップ
  2. ファッション
  3. 異常な猛暑で「管笠」に熱視線!?暑さ対策によさげな帽子たちが気になる

異常な猛暑で「管笠」に熱視線!?暑さ対策によさげな帽子たちが気になる

  • 2024.8.22
帽子の良さを再確認する声が 出典:Togetterオリジナル

8月も半ばになって、なお馬鹿みたいに暑い日が続いている。そんな中、X(Twitter)で「帽子を復活させるべきは」という投稿に注目が集まっている。

元となった投稿では、

「平成あたりから日本人があまり帽子を被らなくなったわけだが。なんかもうこの異常な猛暑では復活すべきでは?」
出典:Togetterオリジナル

というコメントとともに、昔ながらの麦わら帽子の写真が添付されている。

確かに個人的な体感として、最近は「帽子を被ってる人=オシャレにこだわりがある人」というなんとなくのイメージがある。つまり、日常的に帽子を被っている人の割合ほうが少ない認識だ。「夏に麦わら帽を被っている人なんて、とんと見なくなったな」と感じている人も多いのでは(住んでいる地域にもよると思うが)。

投稿に対しては「真夏に外に行くときは帽子を被ってるけど、あるのとないのとでは天地の差」「麦わら帽子とかいうモノを被る人生が来るとは思わず生きてきたけど、たまたま被ったらもう虜に」と帽子の良さを再認識させられる投稿が相次いでいる。

また、「このタイプの帽子が良い」とオススメする声も寄せられていた。いくつか気になったものをご紹介しよう。

熱中症対策帽子 涼かちゃん

まずは「涼かちゃん」なる商品。「時代は涼かちゃんですぞ。マジで涼しい」「家庭菜園する両親に買った。熱反射で涼しい」など気になる口コミが気になった。

こちらは丸福繊維が「熱中症対策帽子」と銘打って販売している商品。太陽光を80%カットする「ダイオミラー」という銀色の特殊素材で作られている。また、一般的な布製の帽子に比べて通気性も良好で、帽子だけでなく首元を覆うケープ(取り外しもできる)もついているので外での作業などでも重宝しそうだ。

価格はAmazonで3960円(税込、2024年8月時点)。

画像はAmazon.co.jpより 出典:Togetterオリジナル

エッジシティー ホームウォッシュマニッシュハット

今回の投稿に対する反応を見ていると、「帽子は1回使うと汗でびしょびしょになる」「毎日洗うわけにもいかないし」「麦わら帽なんかも洗わないと臭いそう」とメンテナンス面のハードルの高さを指摘する人も少なくなかった。

もちろん、世の中には洗えることを売りにしている帽子もたくさんある。Amazonで「洗える帽子」で検索して気になったのが、エッジシティーというブランドの「ホームウォッシュマニッシュハット」だ。

画像はAmazon.co.jpより 出典:Togetterオリジナル

一見すると麦わら製の中折れ帽子のような見た目だが、自宅の洗濯機で洗える「ホームウォッシュ」という素材でできている。吸湿速乾性にも優れているので、毎日のメンテナンスもやりやすそうだ。折りたためるので、使わない時の携帯性の高さも良さそう。

価格はAmazonで3630円(税込、2024年8月時点)。

今こそ「管笠」を推したい人たち

意外だったのが、伝統的な「菅笠(すげがさ)」を推す声もかなり多かった点だ。愛用者からは「笠が最善」「作業中菅笠常用ワイ、あまりの涼しさに高みの見物」「近年の暑さで、コレを被っていても誰にも振りかえられなくなった」といったコメントが出ている。

菅笠の内側には「五徳」という頭に固定するためのパーツがついている。これにより頭と笠の間に隙間が生まれることから、帽子の弱点としてもよく挙げられる「被っている間に蒸れてしまう」というネックを解消できる強みがあるようだ。

「菅笠なんて今時どこに売ってるんだ」と思うところだが、Amazonで普通に2000~3000円くらいの価格帯で手に入るようだ。

画像はAmazon.co.jpより 出典:Togetterオリジナル

いやでも「THE・菅笠は見た目的にちょっとインパクトが…」という人には、ナイロン製の「EVA笠帽子」なんて商品もある。今後、菅笠が夏のファッションとして定着する未来もあるかも…?

画像はAmazon.co.jpより 出典:Togetterオリジナル

こうして調べてみると、帽子にもいろんなタイプ・機能があって、各社が帽子に対する懸念事項を解消する工夫を凝らしていることがわかる。とにもかくにも、無策で外を歩くには危険な昨今なので「帽子被ってみようかしら」と少しでも思った人は、自分のニーズに合うやつを検索してみると良いかもしれない。

元記事で読む
の記事をもっとみる