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「痩せてほしい」「子どもが欲しい」長く付き合っている彼とのあるある悩みを解決!

  • 2024.8.14
教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

植松晃士さん「好きだからといって、すべて受け入れられるとは限らないわ」

お悩み1:彼氏は優しくて好きですが、ぽっちゃり体型が気になります……。

先日、プロポーズされました。中身に惹かれて付き合い出した彼はもともとぷよっとしていたけど、この2年でぽっちゃり体型に。スラリとした人がタイプなので、ちょっと痩せてほしいけど、どうすればいいですか?
ペンネーム:ririさん(27歳・会社員)

植松さん

本来、見た目にハートは出るんです。ぽっちゃりの人は、穏やかな方が多いし、人間は丸いものに惹かれるというから、きっと彼は愛されキャラ。社会的に愛されるってことは、経済的にも愛されるってことなので、彼氏や夫にするには、とてもいいと思うけど。


常連M

私はもともとぽっちゃりがタイプだけど、でも、ririさんは好みじゃないってところが問題か……。


植松さん

まぁ、確かに彼が彼女と同世代だとしたら、代謝は下がっていくだろうし、社会的ポジションは上がっていって、それに伴い栄養価も高くなるはずだから、どんどん太っていく恐れは十分にあるわね。もしかすると、オヤジっぽくなってきちゃっているのかもしれないし。だとすれば、一緒にジムに通えばいいのでは?と思うけど?


常連M

なかなか直接的には言えないのかな?


植松さん

本人が自分で危機感を持つとか自覚しないと、なかなか難しい面もあるから、まず意識をそっちに向けさせる必要があるかもね。うーん、そうね、ちょうど、これからプール、海、リゾートの季節じゃない? 水着で出かけるデートを繰り広げればいいのよ! オススメは、割と華やかなタイプの若者たちが集う流行りのスポット。


常連M

ナイトプールとか?


植松さん

あら、とてもステキ! 昼夜問わず、海、川、プールと水着デートをバンバン組んで、己に気づかせるの。ririさん自身も水着にならなくちゃいけないから、ハードル高いかもだけど。とにかく、彼が「イケてない」と自覚しないと始まらないから。


常連M

もしかしたら、洋服の選び方とかにも問題があるのかも? ぽっちゃりでもカッコよく着こなしていたらいいけど……。


植松さん

そうね、そしたら、お洋服屋さんデートも追加でぜひ。「これ、着てみて〜」みたいなところから、気づきがあるんじゃないかしら。とにかくひとりでは、ダイエットは難しいから、一緒に頑張って。まだまだ少しの努力ですぐに結果を出せるお年頃だから、気づきを与えることが大切よ。


【植松マスターの格言】「彼に『気づき』を与えることから始めて、二人で一緒にダイエットを」
植松晃士さん

お悩み2:「子どもはほしくない」と彼に言われました。別れるべき?

3年前、付き合い出した当初から彼に「子どもが3人ほしいから、早く結婚したい」と言っていたのですが、最近、「育てる自信がない」と言われ、絶望してます。彼を諦めて、新たな出会いを求めたほうがいいですか?
ペンネーム:yoshiさん(28歳・会社員)

植松さん

yoshiさんにとって、とても深刻な状況であることはお察しします。でもね、「子どもを育てる自信がない」ってことをきちんと彼女に告げる彼は、とてもちゃんとしている常識ある人だと思う。


常連M

マスターが、そう思うのは何ゆえ?


植松さん

今の社会情勢を鑑みたら、何も考えずにどんどん子どもをつくるほうが、どうかしらって思うのよね。子どもが愛おしい存在なのは間違いないけど、子どもが生まれることで、生活は大きく変化するし、女性だけではなく男性だって、人生を縛られる側面があるのよ。それに子どもが何かやりたいと言ったら、やらせてあげたいと思うのが、親心。でも、それが時間的にも経済的にもどれだけ大変なことか。しかも3人となると、相当よ。だから、彼の言っていることって、むしろ正しいのかもしれない。厳しいことを言うようだけど、yoshiさんは、そこまで考えているのかしら? 一度立ち止まって、人生設計を考えたほうがいいと思うけど。とは言っても、ずっと「子どもはいらない」と言ってた男性が、気づいたら、毎日送り迎えしていて、サンタクロースをやっている現実もあったりするから、わからないけどね。


常連M

「気づけばサンタクロース」ってパワーワード(笑)。


植松さん

そもそもね、「子どもがほしいから結婚する」というのが変な話。その彼と一緒にいたいから結婚するのでは? 僕からしたら順番が逆。「子どもを育てる人生しかない」とyoshiさんが思うなら、それこそシングルマザーでもいいわけじゃない? そこに、今の彼を付き合わせようとするのは、やめたほうがいいと思う。


常連M

となると別れたほうがいい?


植松さん

それもありよ。もちろん、打算的に、まずは結婚を目的として、結婚してしばらくしてから「なんか、できちゃった」って言って、サンタクロースにする作戦をとるか。ただ、この作戦はしたたかさが必要。そのしたたかさがないならシンプルにご縁がないと考えて。


【植松マスターの格言】「結婚は、一緒にいたいからするもの。子どもの将来まできちんと考えて」
植松晃士さん「当然だけど結婚はふたりでするものよ」スナック植松

撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢﨑裕美

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