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若葉竜也と深川麻衣、夫婦での憧れの田舎暮らしから一転恐怖のどん底に…村社会の恐怖描く『嗤う蟲』

  • 2024.8.15
若葉竜也と深川麻衣、夫婦での憧れの田舎暮らしから一転恐怖のどん底に…村社会の恐怖描く『嗤う蟲』
『嗤う蟲』

”村社会”の実態を暴くヴィレッジ〈狂宴〉スリラーが誕生

深川麻衣と若葉竜也が共演する城定秀夫監督最新作『嗤う蟲』が、公開されることが決定した。本作より、不気味さが漂うティザービジュアルと特報を紹介する。

空前の田舎暮らしブーム。コロナ禍によって急速に普及したテレワークを追い風に、過疎化が急速に進む地方自治体も、あの手この手と趣向を凝らして移住者を誘致している。しかし、憧れの田舎暮らしが、恐怖のどん底に堕ちてしまうことも。移住先で“村の掟”に縛られ、背いたものには常軌を逸した制裁が待つ「村八分」の恐怖。日本各地で起きた村八分事件をもとに、実際に存在する“村の掟”の数々をリアルに描き、現代日本の闇に隠されている”村社会”の実態を暴くヴィレッジ〈狂宴〉スリラーがここに誕生した。

主演には『まんぷく』『青天を衝け』『特捜9』など数々のドラマや映画に出演している深川麻衣。共演に『アンメット ある脳外科医の日記』や『街の上で』(21年)『市子』(23年)などの話題作への出演が相次ぐ若葉竜也、そして松浦祐也、片岡礼子、中山功太、杉田かおる、田口トモロヲら豪華キャストが脇を固める。

脚本は、実際に起きた事件を描いた初長編『先生を流産させる会』(11年)が話題を呼び、『許された子どもたち』(20年)『ミスミソウ』(18年)でも高評価を受けた、社会派作品に定評のある内藤瑛亮。監督は、『性の劇薬』(20年)『女子高生に殺されたい』(20年)などを手掛け、『アルプススタンドのはしの方』(20年)で第42回ヨコハマ映画祭監督賞、第30回日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞するなど業界内外での評価が高い鬼才・城定秀夫。

今回紹介するティザービジュアルには、「この村に来てくれて、ありがっさま」というコピーとともに、見るだけでゾクゾクが止まらない不気味な表情をした男性の姿が切り取られ、狂気が渦巻く世界観が伝わってくるビジュアルに仕上がっている。

また、特報映像では、スローライフを夢見て田舎へ移住してきた夫婦・深川扮する杏奈と若葉扮する輝道が遭遇する怪奇な出来事や薄気味悪い村人の姿が「ありがっさま」(=ありがとう)という言葉の繰り返しと笑顔が不気味に描き出される。一体どんな物語が待ち受けているのか、期待が高まる映像となっている。

『嗤う蟲』は2025年1月に劇場公開。

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