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桂由美 追悼ファッションショーが開催! 100作品がランウェイに登場

  • 2024.8.14

「すべては花嫁のために」という一心で、日本のブライダルの発展に尽力された桂由美さん。2024年4月に逝去されましたが、生前から「もし私にその時が来ても花嫁を優先すること」「お葬式の代わりにショーをしてほしい」と言い続けていたそう。「会場装花は假屋崎省吾先生に、秋川雅史さんには『千の風になって』をぜひ歌ってほしい」とも。そんな故人の願いを受け、盛大なファッションショー“Yumi -celebration of life-”が行われました。

25ans Wedding

テノール歌手、秋山雅史さんによる「千の風になって」の歌声とともに、モデルの冨永愛さんが登場。風のように軽やかな素材で作られたこのドレスは、素材と技術を追い求めた桂由美さんの思いを実現した、ファーストルックを飾るのにふさわしい一着でした。

59年にわたるトピックを振り返る映像のなかでは、パリコレクションをはじめとした世界各国での活躍ぶりのほか、フランソワーズ・サガンから届いた手紙の話や、ヨハネ・パウロ2世(ローマ教皇)の祭服を手がけた話なども披露。また、ダズンローズの演出やアニバーサリー・ウエディングを広めたことも伝えられました。

25ans Wedding

洋装&和装100作品の選定にあたったのは、藤原綾子さん、森永幸徳さん、飯野恵子さんを中心としたクリエイティブチーム。アコヤ真珠13262個が使われ、ギネス世界記録にも登録されたドレス、引き振袖に着想を得た「ユミライン」や、シンボルモチーフである薔薇が咲き誇るデザインなど、桂由美さんが愛したもの全てを凝縮した見ごたえたっぷりのショーに。

25ans Wedding

全国から訪れた多くのファンやプレスに、最高に華やかなファッションショーを見せてくれたユミカツラ。来年迎える60周年の節目、新しい挑戦にも注目が集まります。

※この記事は2024年8月14日時点のものです。

■ お問い合わせ先/桂由美ブライダルハウス 東京本店 tel.03-3403-7831

公式サイト

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