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とっておきの旅の思い出はすべてここに。−コラージュ作家に聞くフォルダー型の旅のしおりの作り方

  • 2016.3.13
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旅先でもらったパンフレットやチケットの半券など、思い出として残しておきたいけど、上手に保管するのは難しいですよね。そこで今回は、手作りフォルダーに旅の思い出を集めて保管できる「大人のための旅のしおり」をご紹介します。スクラップブックや紙雑貨作りを手がけるコラージュ作家、永岡綾さんに作り方を教えてもらいました。

思い出のカードを入れるだけ。蛇腹タイプのしおり

旅のしおりの役割と言えば、旅行をスムーズに楽しむために予定表や地図を書いておいたり、旅行後にその旅を思い返すことができるよう旅日記を書くページがあったりしますが、今回のしおりは、まったく違った楽しみ方ができます。

旅先でもらうチケットの半券やショップカード、パンフレットなど、ガイドブックに挟んだままになっていたりしませんか? それらをまとめて保管しておくのに最適なのが、今回教えてもらった蛇腹タイプのフォルダー型旅のしおり。写真を入れるポケットもあるので、これ1つで旅の思い出を振り返ることができます。

旅に出る日数分の封筒でポケットを作る

一見難しそうな蛇腹のフォルダーですが、市販の封筒を貼り合わせるだけで簡単に作ることができます。

<用意するもの>

・封筒数枚

(A4の紙を三つ折りにして入るサイズ/旅行の日数と地図、写真用の合計枚数)

・表紙用の厚紙2枚

(今回は製本用を使用、お菓子の箱など厚いものを切ってもOK)

・インデックス用の紙

・文房具

(のり、カッター、定規、両面テープ、色鉛筆)

・ゴムまたはリボン

・タグ

<作り方>

1:封筒の封を閉じてから、長い方の1辺をカッターで切り開ける。

2:1を重ね、蛇腹状になるように、上部の中央とその少し下の2箇所を両面テープで留める。

3:各封筒にインデックスを付ける。一番前の地図用の封筒には「PLAN」、最後の写真用の封筒には「PHOTO」、その間は日付のインデックスを付ける。

4:表裏の表紙用に厚紙を切る。このとき、封筒よりもひと回り大きく切るのがコツ。

5:蛇腹状にした封筒の最初と最後に、表紙用の厚紙を両面テープで貼り付ける

6:最後にゴムやリボンをかけ、タイトルを入れたタグを飾って完成

表紙の厚紙を切るのが手間なら、旅先で買ったポストカードを表紙として使ってもOK。その場合は、ポストカードのサイズに合った封筒を使いましょう。

地図を描く時には、シールやスタンプも活用して

PLANの封筒には、手書きの地図を入れます。まず最初に、地図用の画用紙を、封筒に入る大きさに切ります。地図を描く時には、まずメインの道を描いてから必要な道だけ付け足していくのがバランスよく仕上げるコツ。今回は黒の色鉛筆を使って書きました。色鉛筆を使うと、独特の雰囲気が出ておすすめ。

立ち寄りスポットは、事務用品の丸いシールを使い、地図のタイトルにはアルファベットのスタンプを使用。

手書きの文字や絵に自信が無い人でも、これらのアイテムをうまく利用すれば、おしゃれな地図が描けそうですね。

ショップカードや半券etc. 思い出はすべてこのフォルダーに

このしおりを持って旅に出て、何でもこの中にしまっておきましょう。旅から帰った後に、お気に入りの写真だけプリントアウトして、最後のページの写真用のフォルダーに入れておけば、これ1つで旅の思い出を振り返ることができますね。

「旅先では、訪ねたお店のショップカードや観光地のパンフレット、レシートなどを日付ごとにフォルダーに入れていきましょう。他にも、気になるチラシや地元の人が作ったマップ、カフェなどでもらった紙のコースターやお砂糖の袋、拾った葉っぱなども集めてみるとおもしろいですよ。」

旅に出る前にこのフォルダー型のしおりだけ作ってしまえば、あとは思い出になるものを収集するだけ。ズボラさんでも楽しく使えますね。第1回の旅のしおりと合わせて、ぜひ作ってみて下さいね。

ただ今、みなさんが作ったオリジナルの旅のしおりをことりっぷアプリで募集しております。

「#旅のしおり」をつけて写真を投稿してくださいね。

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