この手の煽りもういいって…【デート代割り勘問題】ついに終止符か！？「誰のためにの美容投資？」「爆美って何よ！」SNSでついに“意見”まとまる？

デート代割り勘問題…今回の議論は様子が違う？

デート代の支払いについて、「男性が全て払う」か「割り勘」か……。SNSで何度も話題になり、その都度議論が起こる「デート代の割り勘」問題。2024年8月10日に投稿された「大手航空会社の本社勤務の先輩」が話したという内容がX（旧ツイッター）で話題になっています。

話題の元となった投稿主は航空会社の総合職採用で勤務しているとのこと。その投稿主の先輩を“爆美”（＝爆美人、すごく美人）と表現しており、先輩が自分の容姿を磨くためにいろいろなことを行っていると明かします。具体的には、

・エステは月に1回・ネイルは3週間に1回・マツパ（まつげパーマ）は2カ月に1度・ヘアカットは3カ月に1回・ヘアトリートメントは1カ月に1回これらを「自己投資」として自らの「美しさ」をキープしていると話し、（これほどお金をかけているのだから）、男性が自分に対し「割り勘」を要求してきたら2度と会わない、と話したそうです。

この投稿に対し、「自分を高く売るための投資回収を男に求められてもねぇ」「その”商品”に価値を感じ、お金を幾ら出すかどうかは買い手の判断」「投資って価値を増やすために行うのに、得られるものが『美しさのキープ』なのであれば投資と言ってはいけない」と、先輩が挙げたという投資に疑問を持つ声が上げられました。

さらに、男性からは別に「自己投資」するのは女性だけではないという意見も……。「男が週5で筋トレして筋肥大のためプロテインやら食事にお金かけてたら割り勘でいいのかい？」「男の僕でもエステ月1行くしカット月1行くしネイルやマツパはしないけどヘッドスパやNMN点滴行くし美容はあくまで自己満で自己投資。そんな事はどうでもよくて私は性格的に割り勘で会いたくないと普通に言えばいいのでは」「男性も自己投資をしているので、想像力の欠如すぎて頭の中の柔軟性への投資をお薦めします」

女性からも、「割と一般的な頻度」「割と現実的なスパンだと思う」「美容エステだとしても月に1回では、間隔開きすぎてやっても意味はあまりないと思われます」など、女性の目線からしてもその先輩が人より“投資”しているとは思えないという意見も寄せられていました。

さらに、「頭脳への自己投資ゼロ笑」「誰の為にやってんのって感じ」「『自己投資』とやらは男のためだけにやってるわけね」「『だから売れ残っている』と気付けるまであと何年掛かるかしら結局性格に難がある」などと、見た目を磨くことだけを重視することへの疑問の声が上がりました。

実際に、女性は「奢ってもらいたい」のでしょうか。2024年4月にONE FOR ONEが行った「デート代割り勘問題」についてのアンケートによると、「デート代を相手に奢って欲しい、もしくは多く出して欲しい」と回答した女性は「はい」が52％と最も多く、40％が「割り勘がいい」で、女性の2人に1人は「デート代を男性から奢って欲しい」と思っているデータがあります。

また、女性が奢ってもらいたい理由には、「デート代が家計を圧迫している」と感じている人は65％で、月収も20万以下が77％と、手取りが少ない今、美容への投資も、デート代の割り勘も、懐事情に厳しいものがあるでしょう。しかし、そうとはいっても、「美容投資」をしているから「奢ってもらいたい」と考えには直結してはいません。

もちろん、女性にしろ男性にしろ、自分のために、「美」に投資することも、相手によく見られるために努力することも悪いことではありません。たびたび議論され、その都度多くの議論が交わされてきた「デート代割り勘問題」ですが、今回のSNSの反応を見る限り、「美容への自己投資」とは同列で議論するものではないと多くの人が思っているといえるのではないでしょうか。

（LASISA編集部）