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「本当に俺の子か?」別れの時さえ人を疑い続けた夫。涙を流して…束縛モラ夫の末路

  • 2024.8.15

ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を周囲に噓を吹聴したりしてヒカリさんを孤立化させようとします。そんな中、晴彦がヒカリさんの友人・リツコと不倫をしていることが発覚します。

職場で起こしたリツコとの修羅場をきっかけに、無職となった晴彦は、ヒカリさんへの束縛をさらに強めます。


その姿にヒカリさんは離婚を申し入れますが、抵抗して狂気的な行動をとり始める晴彦。
身の危険を感じ取ったヒカリさんは、息子・リクとともに、リクの卒園式までヒカリさんの兄の家へ避難することとなりました。

リクの卒園式が終わった後のヒカリさん宅。
離婚届を書くよう晴彦に迫るヒカリさん兄妹でしたが、話し合いの途中でリツコが現れ、カバンから包丁を取り出します。晴彦はヒカリさんを自分の盾にしました。

なおも抵抗する晴彦を説得する中で、「どんなに時間がかかってもリクと笑顔で生きるために必ず離婚する」と宣言したヒカリさん。

その姿を見た晴彦は、もうヒカリさんの決意は覆せないと感じ、その場で離婚届を書いたのでした。

結婚生活の終焉。妻が最後に見た夫の姿は…

「リクは本当に俺の子どもか? 俺を一人にしないでくれ……愛し方がわからないんだ」

離婚届を書いた晴彦は、そう言いながら涙を流し、去り際まで人を疑い続けます。
ヒカリさんたちは晴彦を家に残し、その場を後にしたのでした。

その後、リクの養育費として通帳を残したまま晴彦は消え、ヒカリさん親子は別の場所へ引越ししました。リツコは入院したと聞きます。


消えた晴彦の行方はいまだわかりませんが、これからはリクの笑顔を曇らせないことを心に誓ったヒカリさんでした。

愛が何かますますわからなくなりながら、行方をくらました晴彦。

晴彦に振り回され続け、最後は入院することになってしまったリツコ。

対して、ヒカリさんはようやく晴彦の束縛から解放され、無事に新たな生活をスタートできました。
晴彦と連絡が取れないことに不安は残りますが、これからはリクの笑顔を曇らせないという誓いを胸に、自分らしく生きていけるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ

ベビーカレンダー編集部

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