＜余った手土産、どうしてる？＞息子の友だちがくれたアイスクリームで → モヤモヤに発展？！

あなたの周りには、思わず「えっ？」とドン引きしてしまうような非常識なママ友はいますか？ 今回は私の友人A子から聞いた、「手土産を子どもに持ち帰るよう裏で指示していたママにモヤモヤした話」をご紹介します。

友だちを招きたがる小1長男

A子の長男は小学校1年生。社交的な長男は、小学生になってから今まで以上に近所の友だちを家に呼びたがるようになりました。

保育園に通っていたころは親同伴で遊んでいたのですが、小学生になると子どもだけで家に遊びに来るように。保育園時代からよく遊んでいた友だちなら、A子も親の連絡先を知っているので安心できていたのですが……。

アイスクリームの手土産

A子にとっては「はじめまして」の友だちK人くん。とても暑い日だったためか、6本入りのアイスクリームの箱を持って遊びに来てくれました。K人くんは小学校に上がるタイミングで隣の県から引っ越してきたとのこと。K人くんの家は、A子宅から目と鼻の先にあることが判明しました。

アレルギー等の心配もあり、初めて来た友だちに勝手にお菓子を出すのは気が引けていたため、「アイスクリームを持参してくれてありがたいな」とA子は思っていました。

帰り際になると？

長男と2歳年下の次男、K人くんの3人で庭でサッカーをした後、仲良くアイスクリームを食べてクールダウン。その後も家の中で絵本を読んだり、トランポリンをしたりして遊びました。そして、帰る時間になった時でした。

「K人くん、ほんと行儀のいい子だな～」とA子は感心していたのですが、次の瞬間、K人くんがまさかの行動に……。

価値観の違い？

帰り際、なんとK人くんが勝手にA子宅の冷凍庫をあさり始めたのです。A子がびっくりして、「どうしたの？」と聞くと、「余ったら持って帰って来いってママが……」と言うのです。

手土産はお邪魔した家に置いていくものだと思っていたA子。K人くんのママが持って帰るように指示していたのには驚きました。

ママから「手土産を持って帰ってきなさい」と事前に言われていたら、子どもは素直に従うかもしれません。大人にとっての手土産の感覚と、子どもにとっての手土産の感覚は、きっと違うでしょう。

A子自身はK人くんママと話したことがないそうですが、「手土産は差し上げたものだから、余ったとしても、招待してくれたお宅に置いてくるもの」という価値観のA子は、K人くんママの発言にモヤモヤしてしまったようです。もしかしたらK人くんママにとっては、手土産ではなく「持ち寄り」という感覚だったのかもしれませんが……。
余った手土産、みなさんならどうされますか？

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：ichika.K