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知ってる?睡眠不足は本来の子どもの姿を変えてしまう可能性も

  • 2024.8.13
出典:ぎゅってWeb

お子さんの睡眠とれていますか?

本日もおつかれさまです。7歳と4歳の2児ママ、乳幼児睡眠コンサルタントねんねのりえです♪

先月、日本睡眠学会にて乳幼児睡眠コンサルタントの有志メンバーで「乳幼児の睡眠指導 –睡眠コンサルタントのアプローチとその効果– 」という演題で発表をしてきました。私たちの活動や効果の発表だけでなく、さまざまな先生方の睡眠についての研究や意見を聞いて、私自身も子育てをしながら改めて認識したことがあります。それは「睡眠不足は子どもを変えてしまう」ということ。

睡眠不足が多動・注意不足・情緒不安定につながることも

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現在、小学生の約10%が発達障害の疑いがあるとされています。実はこの発達障害の症状と睡眠不足の症状はよく似ているのです。睡眠不足が原因なのに、「発達障害」と診断されているケースも一定数あると考えられています。

見分けるのは専門家でも難しいです。ADHD(注意欠如・多動症)の不注意や多動、衝動性といった特徴は、睡眠不足によって生じる認知能力の低下や情緒の不安定さとよく似ています。
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↑AERA with Kids Plus 日本の子どもが「世界一眠れていない」と言われるのはなぜ?専門医「睡眠不足が“発達障害”と診断される例も」より引用

実際に私が睡眠改善コンサルティングやねんねトレーニングのサポートを行っていても、クライアントのお子さんが必要な睡眠時間をしっかり取れるようになった途端、様子が変わることはよくあります。不機嫌な時間が多く1日を通してぐずり気味だったお子さんが、無意味な泣きがなくなりご機嫌な時間が増えたり、遊びに意欲的になったり、離乳食をよく食べるようになったり…など。

親が睡眠不足の症状について知らない場合、ぐずりや不機嫌さが睡眠不足によるものなのに、子どもの性格や気質だと勘違いされてしまいやすいのではないかと思いますが、それってとても残念で悲しいな…と私は思います。

わが子を育てていても、睡眠の影響を感じることは多々あります。例えば寝るのが遅くなってしまった日の翌朝、まだ眠いのに起こされた子どもは「保育園いかない!」と朝から登園渋りがあったり、イライラ気味だったり、暴力的になったりすることも。昼寝せずに遊んで、夕方疲れて眠い状態では怒りっぽかったり、動きも認知能力も鈍くなりケガをしやすかったりします。みなさんも心当たりないですか?

子どもの本来の姿を引き出して健やかな成長をサポートするためには、必要な睡眠時間がとれるよう、睡眠時間を逆算して夕方~夜のスケジュールを前倒しにしたり、働き方を変えたり、会社や社会の理解など、今の日本では各所で理解と工夫が必要な気がします。

睡眠習慣への意識が低いと言われる日本人。未来のため、子どもたちのため、変わっていかねばいけないときだと感じます。

睡眠をしっかりとって、本来の子どもの姿を引き出そう!

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<ぎゅってブロガー/ねんねのりえ>

乳幼児の睡眠コンサルタントで2児のママ。2023年に会社を退職し、〈0〜5歳の睡眠相談imaneru〉を開業。こどもの睡眠や、日常について投稿していきます。Instagramでも寝かしつけについて情報発信中!趣味は読書、ダンス、カラオケです♪

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