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妊娠を打ち明け「学校辞めます」命の責任を負う、母親としての娘の覚悟|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.13

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。退学になることがわかっていながら、自ら妊娠を打ち明けたサオリ。驚く担任に再確認されるも認めるサオリを、母は必死でかばいます。おなかの子への責任を負って生きる覚悟を決めたサオリですが、学校としても対処せざるを得ない状況になってしまいました。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第48話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

妊娠を打ち明け、自ら退学を申し出たサオリ。おなかに宿った命の重さを、身をもって体感したからこその覚悟だったのではないでしょうか。

しかし、事実を聞いてしまった担任としては、知らんぷりすることはできません。学年主任を巻き込む、大きな問題となってしまいました。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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