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【南区老司】昭和感バリバリ!元魚屋さんが営むリーゾナブルな居酒屋さん

  • 2024.8.13

こんにちは。趣味は乗り物、特技は食べ歩きのリビングふくおか・北九州Web地域特派員 ”ほっぺた親爺” です。 福岡市南区老司で、ビル1階にある「お食事処はる」の看板、”新鮮さにこだわった市場直送!”の謳い文句を認識しており、いつか行ってみたい‥と思っていました。 夏休みで、いよいよ実行に移す機会を作ったので、今回は「普段、通勤・通学で通っている道路沿いの気になるお店」シリーズとして「お食事処はる」を紹介します。

謎に包まれた扉の向こうは?

出典:リビングふくおか・北九州Web

道路から写した外観です。 店外からは、中の様子を伺うことが出来る露出部が殆どありません。 黄色い大きなのぼり旗、黒板でのテイクアウト、ランチの文字情報しかこのお店に関する情報はなく、扉の向こうがどういう光景なのか全く分からない ”謎に包まれた” 状況です。 こういうお店に初めて入る時って、ドキドキ感ありますよね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

扉を開けると、玄関で靴を脱いで各自で下駄箱に入れます。 初めて訪れるお客さんは、木目調の内装、座敷のみの空間に昭和感をバリバリ感じることでしょう。

店内は基本的に座敷のみ。厨房を臨むカウンター4席が設けられています。 カウンター席は、足元が下せる構造になっていて、正座・あぐらで悩む必要はありません。

出典:リビングふくおか・北九州Web

広間には2人掛け、4人掛けのテーブル席が設けられています。 足元は掘りごたつのように足を入れられるようになっていて、落ち着いて飲食を楽しめる設計です。 この内装、昭和の時代は職場の宴会でお酌に回ったり、広い所で踊らされたなあ‥と昔を思い出しますね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

カウンター席とは別のコーナーは2人掛けのテーブルが2席。 しんみり飲みたいとき、じっくり話し合いたいとき‥いい感じの席です。 カウンター席と、このテーブル席は、厨房に面しており、さらに厨房との間に仕切りもないので厨房の様子がダイレクトに見られます。 客席から離れて、見えないところに厨房を設けたお店が多い中、こういう設計は珍しいです。 厨房での職人さんの包丁さばき、職人さん達の連携を見ていると、オーダーしたものが提供されるまでとても楽しい時間が過ごせます。

ランチタイムでも豊富なメニュー

出典:リビングふくおか・北九州Web

お昼専用のメニューです。 写真入りのメニューがパウチ加工され、綴じられています。 トップページは ”日替わり定食858円”。 写真はイメージです‥との断りが入っていますが、刺身とメインの2品でこの価格はとても魅力的。

出典:リビングふくおか・北九州Web

魚メニューだけでなく、カツとじ定食やとんかつ定食など、お肉好きの食いしん坊にも配慮しています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

この店の一番人気が日替わり海鮮丼とのこと。 その日の仕入状況で内容が異なるものの、コストパフォーマンス最高!と言われています。 それにしても、福岡中心部ではあり得ない値付けです。

今日は一番基本の ”日替わり定食”

出典:リビングふくおか・北九州Web

今日は、トップページの ”日替わり定食858円” をオーダー。 お刺身が2切れずつ3品、肉厚のぶりの唐揚げ2切れ、豆腐、みそ汁、ご飯の立派な内容。 唐揚げはジューシーでぶりの旨味が凝縮されたボリュームで大満足。

自分がオーダーした後の様子を見ていると、冷蔵庫から大きな魚を取り出し、その都度包丁を入れて刺身に仕上げています。 次に来店したお客さんの海鮮丼でも、同様に大きな魚に包丁を入れて刺身にし、一枚一枚丁寧にどんぶりに盛っているとても丁寧な仕事ぶりを見せて頂きました。 昼時、必ず刺身が出るならば、事前に刺身を用意して効率化を図りそうなのに、よりよい鮮度をお客さんに提供する姿勢は大変素晴らしいと感動しました。

大将を中心に最高のチームワーク

出典:リビングふくおか・北九州Web

厨房で一息入れる大将と皆さん。 元々、魚屋さんだった大将が16年前に副業で始めた居酒屋とのこと。 魚に対する目利きには絶対の自信があり、毎日、長浜市場から最高の魚をリーゾナブルな価格で仕入れている。 なので、この価格でこのクオリティが実現するんだなぁ‥と納得。

出典:リビングふくおか・北九州Web

壁に掲示されたインスタグラムの告知。 「今を喜ぶ笑顔が次の幸せを連れて来る」は正にその通り。 この文字と、絵を描けるセンスはとても素晴らしいと思いました。

今回の「普段、通勤・通学で通っている道路沿いの気になるお店」。 そこは、謎に包まれた扉の向こうに、”昭和感をバリバリ感じ、最高の魚をリーゾナブルな価格で提供するお店” でした。

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