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大阪うどんの老舗「道頓堀 今井 本店」でいただく"だし"がメインのおうどん

  • 2024.8.13

大阪の食文化の象徴である"だし"のうま味が効いた大阪うどん。大阪・道頓堀にある「道頓堀 今井 本店」は、昭和21年(1946)創業の大阪うどんが味わえる老舗うどん屋で、大阪の老舗グルメ特集では必ず名前があがると言っても過言ではない名店です。今回は、人気メニューからそのおいしさの秘密までをたっぷりとご紹介します。

大阪の"だし"文化を継承する老舗うどん店

道頓堀今井
道頓堀今井

Osaka Metroなんば駅の14番出口から徒歩5分。大阪難波の繁華街・道頓堀のメイン通りである道頓堀商店街に店を構える「道頓堀 今井 本店」は、かつては江戸時代に芝居茶屋としてスタートし、道頓堀と共に歴史を重ねてきました。現在では、"だしの今井"と称賛されるうどんの名店として、大阪グルメを代表する存在となっています。

道頓堀今井
道頓堀今井

高級料亭のような落ち着いた店内はなんと8階建て。1階はテーブル席、2階と4階はテーブル席と小上がりの座敷、3階は座敷と椅子席のみと、合計130以上の席数が用意されています。家族や友達との集まりはもちろん、忘年会・新年会といった大人数の利用にもぴったりです。

るるぶ&more.編集部

今井の看板ともいえる「だし」がこちら。北海道産の天然真昆布を約1時間煮出した昆布だしに九州産のさば節とうるめ節を合わせて仕上げています。じっくりと丁寧にとられただしは、コク深く香り豊かな味わい。大阪うどんの特徴であるやわらかくモッチリとしたうどん麺は、だしとの絡みやのど越しがいいのが特徴です。

おすすめのメニューをピックアップ!

道頓堀今井

「きつねうどん」930円は、多い日には1日600食ほど注文が入るという、お店の看板メニューです。黄金色のだしに、甘く炊いたあげが2枚乗っており、さらに青ネギが彩りを添えます。だしをたっぷりと吸ったあげはお店で手揚げしており、厚みがありとってもジューシー!あげ入りのうどん「きつね」は大阪が発祥といわれており、その本場の味を堪能できます。

道頓堀今井
「鍋焼うどん」1850円

続いては、人気メニューである「鍋焼うどん」1850円をご紹介。深めの土鍋に鴨肉、穴子、かまぼこといった具材がたくさん入っており、食べ応え満点。具材それぞれのうま味が溶け出しただしに、山椒やゆずの香りが上品なオリジナルの七味をかければ、とてもいいアクセントになりますよ。

道頓堀今井
「親子丼」1500円

昆布ベースのだしに、淡口と濃口の醤油を加え、愛知県産の本みりんと砂糖で仕上げた丼のだしで作る「親子丼」1500円もおすすめです。「全国丼グランプリ」の親子丼部門で9年連続金賞を受賞しており、その味はお墨付き。親子丼とミニうどん同時に味わえるセットメニューもあり、親子丼をメインに訪れるお客さんも多いそうです。

今井の味をご自宅で味わえます

道頓堀今井
道頓堀今井

「道頓堀 今井 本店」のおにしめ弁当(写真)のほか、旬の食材を生かした、お持ち帰り用のお弁当も販売しています。ご飯はお好みで白ごはん、おむすび、しそじゃこごはん、季節ごはんから選ぶことができます。自宅で味わうのはもちろん、お出かけにもぴったりですよ。

関西の「だし文化」を守り続ける「道頓堀 今井 本店」。大阪に訪れにきた際は老舗ならではの味わいを堪能しませんか。

■道頓堀 今井 本店(どうとんぼり いまい ほんてん)
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-22
TEL:06-6211-0319
営業時間:11時30分~21時30分(21時LO)※変更の場合あり
定休日:水曜(祝日の場合は営業)、第4火曜(12月を除く)
アクセ:Osaka Metro「なんば駅」14番出口から徒歩5分

Text:飯田佐智(Clay)
Photo:能勢太郎(Clay)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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