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【日帰りモデルコース】都内から2時間!避暑地・八ヶ岳の観光スポット5選

  • 2024.8.12

毎日蒸し暑い日が続いており、外に出たくない…と思う方も多いはず。それならば、今年の夏は避暑地である八ヶ岳エリアに足を運んでみませんか?今回は、都内に住みながら何度も八ヶ岳エリアに足を運んでいるSheageライターが自信を持っておすすめする、八ヶ岳エリアのスポットをご紹介します。

カフェ・レストランが軒を連ねるリゾート地・八ヶ岳エリア

山梨県から長野県にかけて連なる八ヶ岳。今回は星野リゾートが運営する「リゾナーレ八ヶ岳」をはじめ、多くのリゾートホテルやゴルフ場が集まる、山梨県・小淵沢周辺エリアをご紹介します。知る人ぞ知るこだわりのコーヒー店や、地元の食材を使ったレストランが軒を連ねる、女子旅やデートにもぴったりのエリアなんです。

今回は、7月に小淵沢エリアを訪れた筆者の、日帰り旅コースをご紹介します。

【11:00】まずは自然豊かなカフェでコーヒーと焼き菓子を

9時ごろ都内を出発し、中央道を走ること約2時間。小淵沢ICを降りて、まず最初に訪れたのが「terasaki coffee kobuchisawa(テラサキコーヒー コブチサワ)」。舗装されていない細道を進んだところに、ひっそりと佇んでいます。木々に囲まれた白い建物が目印です。

ショーケースには、レモンカードやチョコレート、チーズなどさまざまなフレーバーのマフィンや、パウンドケーキなどの焼き菓子がずらりと並びます。店内で焼き上げたマフィンは、どれもおいしそう。

レモンカードのマフィンと、アメリカーノ、カフェラテをオーダーしました。早速マフィンをいただいてみると、カップから出ている上の部分は、味わったことのないようなザクッ、ホロッとした食感。ふんわりとした軽やかなマフィン生地には、濃厚で甘酸っぱいレモンカードソースがたっぷり練り込まれています。バターの香りとレモンカードの風味が絶妙にマッチして、何個でも食べたくなるおいしさです。

店舗の1Fにはカウンターと屋外席、2Fにはイートインスペースが。屋外席は木陰になっているので、夏でも涼しく過ごせます。イートインスペースは、木とコンクリートを基調としたモダンな空間です。

イートインスペースの窓際は、外の景色を望める特等席。青々と生い茂る木の葉が美しく、窓から木漏れ日が差し込む中でいただくコーヒーとマフィンは特別でした。

【13:00】お蕎麦×創作料理。唯一無二のランチコース

続いてランチに訪れたのは「terasaki coffee kobuchisawa」から車で10分ほどのところに位置するお蕎麦屋さん「PAUSE(ポーズ)」。私は前日に電話で予約できましたが、事前に予定が決まっているのであれば、早めに予約しておくのが安心です。

ランチタイムは単品の蕎麦(税込1,100円〜)とランチコース(税込3,300円)がありますが、せっかく訪れたなら、蕎麦一品に前菜3皿とデザートがついたランチコースをぜひおすすめしたいです。

写真はコースの前菜。全国各地から届く食材を丁寧に調理した美しい料理で、目でも舌でも楽しめます。鯖の燻製やトマトのゼリー寄せなど、素材の旨みを存分に活かした料理はどれも絶品。季節によって前菜の内容は異なるので、足を運ぶたびに新しいおいしさに出会えるのもうれしいです。和食、フレンチ、イタリアンのどれにもカテゴライズされない自由な創作料理を、ぜひ味わってみてください。

メインの蕎麦はすだち蕎麦を注文。蕎麦は日本各地から厳選した蕎麦の実(この日は福井県産のものでした)を、八ヶ岳の清らかな水で仕上げた十割蕎麦だそうです。噛むほどに溢れる蕎麦本来の風味と、爽やかな酸味のあるすだちが互いを引き立て合います。さっぱりしたすだちとつゆを合わせたシンプルなメニューだからこそ、蕎麦の味わいを存分に堪能できました。

デザートは、蕎麦茶を使ったミルクプリンに、塩アイスとオリーブオイルを合わせたもの。写真と文面だけでは想像がつかないかもしれませんが、これまでにない味の組み合わせと、あまりのおいしさに驚きました。

蕎麦茶の香る濃厚でなめらかなミルクプリンと、キリッとした塩アイスの相性が抜群。このデザートを目当てにお店を訪れる常連さんもいるというのも頷けます。常に新鮮な驚きを与えてくれる、大満足のランチコースです。

ちなみに「PAUSE」では全国各地の日本酒を豊富に取り揃えており、ディナータイムには日本酒ペアリングのメニューも。珍しい日本酒もあるので、ぜひ店主の方にお話を聞いてみてください。

【15:00】おやつはトンカ豆を使ったオリジナルソフトクリーム

ランチ後は、近くのソフトクリーム店「9softcream(キュウソフトクリーム)」へ。ソフトクリームのオブジェと、お店に掲げられた「9」の看板が目印です。

注文したのは、ソフトクリームミックス(トンカミルク&ミルクティー)(税込550円)。左側の白いほうが、トンカ豆を使ったミルクでできたソフトクリームです。杏仁豆腐のようなスパイスのような、芳醇なトンカ豆の風味がほんのり香り、すっきりした後味のミルクティーソフトクリームとよく合います。
イートイン席は店内に12席、屋外のテラスに12席あるので、ほっと一息つきたいときにもおすすめ。

【16:30】自然に心を癒されに。大迫力の滝でリフレッシュ

お腹がいっぱいになったら、20分ほど車を走らせて「吐竜の滝(どりゅうのたき)」へ。清里駅から20分ほどの場所にある、自然豊かな観光スポットです。写真の川は、八ヶ岳から流れ出る川俣川。渓谷に沿った遊歩道を20分ほど歩いて行くと、吐竜の滝に辿り着きます。途中で山道や不安定な岩場も歩くことになるので、歩きやすい靴がマストです。

清流が岩の間を優美に流れ落ちる光景と、頭上から降り注ぐ木漏れ日、そして流れる水の音。滝のそばまで近づくとひんやりと涼しく、五感で癒されます。ずっと見つめていたくなるような自然の美しさで、心をリフレッシュ。

【17:30】八ヶ岳観光のお土産は道の駅で購入

小淵沢駅の近くに戻り「道の駅 こぶちさわ」でお土産を購入。その日採れた新鮮な野菜や果物の直売所や、地元の食材をふんだんに使用したカフェレストランがあります。都内のスーパーでは見かけないような、立派な野菜に大興奮!道の駅ならではの豊富な品揃えは、見ているだけで楽しいです。

【18:30】熟成鰻に舌鼓

夜は、小淵沢の駅から徒歩4分の場所に位置する熟成鰻の有名店「井筒屋」で鰻をいただきます。調理過程で鰻を熟成させることで、よりコクのある旨みを引き出しているのだそう。こちらも人気店なので、事前に予約しておくと安心です。

靴を脱いで店内に上がると、畳部屋にアンティークの北欧家具を配置した、和モダンでおしゃれな空間が。約100年も前に建築された古民家を改築した内装にはしみじみとした趣があり、どこか懐かしさを感じます。

定番のうな重「熟成重箱」を注文。創業時から継ぎ足している自家製のタレを二度漬けし、備長炭で焼き上げた珠玉の一品です。タレのしみ込んだふっくら肉厚な鰻はジューシーな味わいで、鰻本来の深みのあるコクを感じられます。ほかにも白焼きや、竹の器で出汁と一緒にいただく竹めしなどのメニューも。落ち着いた空間でゆっくりと鰻を味わえる、居心地のよい空間です。


小淵沢駅周辺を中心に、八ヶ岳エリアのおすすめスポットをご紹介しました。都内から日帰りでも十分に楽しめて、しかもおしゃれでおいしいお店ばかりです。この夏、ぜひご家族や友人と足を運んでみてくださいね。

writer / 海 photo / Sheage編集部

取材協力

terasaki coffee kobuchisawa (テラサキコーヒー コブチサワ)
住所:山梨県北杜市小淵沢町10184-2
営業時間:10:00~17:00(冬季は16:00まで)
定休日:月曜

https://www.instagram.com/terasakicoffee_kobuchisawa/

PAUSE(ポーズ)
住所:山梨県北杜市小淵沢町上笹尾 3215-12
Tel:0551-45-8415
営業時間:
ランチ 11:30~14:00(L.O)2部制
ディナー 18:00~19:30(22:00閉店)
定休日:火(夜)・水・木曜

https://pause1110.studio.site/

9softcream(キュウソフトクリーム)
住所:山梨県北杜市小淵沢町10149-10
Tel:050-3573-9939
営業時間:11:00 - 17:00
定休日:月・火・水曜

https://www.instagram.com/9.softcream/

井筒屋
住所:山梨県北杜市小淵沢町1035
Tel:0551-36-5990
営業時間:
昼の部 11:00〜14:30(ラストイン 13:45)
夜の部 17:00〜20:00(ラストイン 18:15)
定休日:火・水曜

https://www.itutuya.com/20211004192704

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