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川に落ちた女児「助けないと…」思いながらも動けなかった|水の中に消えたあの子

  • 2024.8.12

10年以上も前、作者・あやかず(@ayakazuarireosan)さんは家族で訪れた大きな公園で義母と共に衝撃的な光景を目撃することに。目の前で女の子が川に落ち、水の中に消えていったのです。「助けないと…」と思ったものの、とっさに足は動かず…。そうこうしているうちにそばにいた女の子の母親が川に飛び込み、女の子を引き上げたのでした。女の子は意識もあり命に別状はなかったものの、もし発見が遅れたら…と思うとゾッとしたあやかずさん。水難事故の恐ろしさを描いた『水の中に消えたあの子』中編をごらんください。

目の前で女の子が川に落ちたところを目撃したあやかずさんと義母。「助けなきゃ…」ととっさに思ったものの、突然のことで体が動かなかったようですね。すぐそばにいた女の子の母親が川に飛び込み、無事に女の子を引き上げたのでした。前日の雨の影響で水位は上がり、水が濁っていた川。もし、女の子の母親やあやかずさんたちが目撃していなかったら…と考えるとゾッとしますよね。

幸いにも女の子はすぐに泣き出し、意識はあるよう。周囲の人も驚いたと思いますが、女の子も突然のことにさぞ驚いたでしょうし怖かったでしょうね。目の前で命が失われていたかもしれないそんな瞬間を目撃し「明日はわが身」と思った人もいるはずです。

「ほんの一瞬」が命取りになる

外でのレジャーが楽しい時期は、川や海、プールなど水辺に行く機会が増えるでしょう。暑い時期ならではのレジャーを思いきり楽しめる一方、悲しい水の事故は毎年なくなることがありません。

どんなに泳ぎに自信があっても、どんなに言い聞かせても、この漫画のように突発的に子どもが水に落ちてしまうこともあります。何をきっかけに事故が起きるかが予想できない以上、子どもから目を離してはいけませんね。ほんの一瞬目を離しただけで、楽しいはずの時間が悲しいものになってしまうことも考えられるのです…。

事故にあった本人や家族はもちろん、それを目撃したあやかずさんと義母ですら長い月日が経っても決して忘れることができないという、衝撃的なできごと。子どもの楽しい時間と命を守るため、水辺でのレジャーでは絶対に子どもから目と手を離さないことを忘れないでください。安全が確保されてこその楽しいレジャーであることを、レジャーに出かけるみんなが認識しておきたいですね。

著者:こびと

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