GK鈴木彩艶の起用法にも影響…パルマ、2部相手にコッパ・イタリア初戦敗退

Text by 井上大輔(編集部)

日本代表GK鈴木彩艶が加入したパルマは、今季セリエAに戻ってきた。

そのパルマは11日にコッパ・イタリア1回戦を戦ったが、2部のパレルモに0-1で敗戦。デニス・マンがPKのチャンスを失敗すると、その後に失点して敗れた。

この日は鈴木ではなく、昨季までの守護神であるアルゼンチン人GKレアンドロ・チチソラが起用された。試合後にファビオ・ペッキア監督は、GKについてこう述べていたそう。

「（カップ戦敗退で？）GKはリーグ戦だけになる。

あの失点は全員のテンションを下げてしまった。申し訳なく思う、試合を駄目にしてしまったからね。

鈴木はとてもよく馴染んでいる。彼はイタリア語を勉強しているので、溶け込みやすくなっている。

GKについては、どちらがより準備ができているかで選ぶ。試合ごとに見ていこう」

これでパルマは今季戦うコンペティションがセリエAだけになったので、GKの起用法にも影響を与えそうだ。なお、今季セリエAに降格したコモとヴェネツィアも同じく1回戦敗退が決まった。

パルマは17日のセリエA開幕戦でフィオレンティーナと対戦する。鈴木の新天地デビューとなるだろうか。