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【春日市下白水】昭和の香り漂う地元に愛されるラーメン店「丸元ラーメン」

  • 2024.8.12

こんにちは。趣味は乗り物、特技は食べ歩きのリビングふくおか・北九州Web地域特派員 ”ほっぺた親爺” です。 歴史があって固定客に支えられ、道路拡張工事で止む無く移転。メインストリートからちょっと外れた場所で営業を続ける。 地元の人は良く知っているものの、メインストリートを通る人からは余り知られず、ひっそりと営業を続けるお店。 今回は、春日市にあるそんなラーメン屋さん「丸元ラーメン」を訪問しました。 丸元と書いて「まるげん」と読みますが、大手チェーン店が誕生するより前から、創業40年以上のご家族で頑張るお店です。

一目瞭然!昭和の香り漂うラーメン屋さん

出典:リビングふくおか・北九州Web

表のメインストリートを左折して、100メートルほど進んだ先に、そのお店「丸元ラーメン」があります。 所々塗装が剥げたアンティーク調の外塗、大きな看板、暖簾、のぼり旗から直ぐにラーメン屋さんと認識できます。 ドアの半分ほどの長さの暖簾は、余り見た覚えがありません。それにしても、昭和の香り漂う外装です! 店の横に2台分の駐車スペース。さらにその先の共用駐車場に4台分のスペースが確保されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店頭には、春日市コミュニティバス ”やよい” の「下白水北7丁目」バス停があります。 このバスは、JRや西鉄の駅で接続しない地元優先のバスなので、本数の少なさや地元最優先の経路なので、このバス停で降りるような行程は難しいと思います。ただ、乗り物好きのご同慶は、チャレンジしてみては如何でしょうか?

綺麗な店内はお客さんの活気で一杯

出典:リビングふくおか・北九州Web

手動ドアを開いて店内に入ると、カウンター席5席。 その先の厨房から、大将と女将が大きな声でお出迎え。 昼のピークが過ぎた13時半頃でも、次から次に来店客が途絶えない人気店です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

カウンターの左奥に、テーブル席8席、その奥に座敷8席が用意されています。 お客さんが退店した一瞬を狙って撮影していますが、テーブル、椅子すべてが綺麗に清掃、メンテされており、心地よいです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

カウンター席、座敷上の壁面には、昔ながらのお品書きが掲示されています。 品数が多いので、頭を上げて悩みだすと、首を痛めちゃうかもしれません。

ラーメン7種、チャンポン、焼きそば、焼きめし、野菜いため、ぎょうざと品数豊富

出典:リビングふくおか・北九州Web

でも、安心してください。 各席に、ハンディサイズのメニューが用意されています。

ラーメンは、基本中の基本のラーメンが570円。これは今どきあまり目にすることの無い ”安い価格設定” です。 トッピングはチャーシュー、ワンタン、シナチク、きくらげ、もやしなど6種類、さらに ”麺増量のW” が設定されています。

その他、チャンポン、焼きそば、焼きめしで、通常量、増量のWが設定されています。 焼きめしには、唯一、ミニサイズが設定されています。自分に厳しい一面を家族にアピールできる「あと一品」に嬉しい設定です。

女将もまだまだ現役!

出典:リビングふくおか・北九州Web

今回は、暑い日が続き、さっぱり頂きたい想いから「焼きそば」をオーダー。 ラーメン、チャンポンを期待した方には申し訳ありません!

しばらくすると、カウンター越しの厨房で勢い良く中華鍋を振るう女将を発見。 まだまだ ”調理の第一線” で現役バリバリです!

出典:リビングふくおか・北九州Web

提供された「焼きそば」です。 豚肉、キャベツ、人参、もやしなど、ちゃんぽんと同じ具材を、麺としっかり炒めています。 カウンター上の紅ショウガを添えることで、色彩も鮮やか。薄味ながら、旨味溢れるソース焼きそばでした。 べっちゃりギトギト、ソースまみれの焼きそばが多い中、”液だれしないソースの量” に、女将の円熟した技を感じました。 ボリュームも十分で、”欲張ってW” にしなくて正解でした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

今回は、「ぎょうざ(8個入)」もオーダー。 具は豚肉と野菜。野菜比率が若干高めの甘めの味付け、しっかり焼色がついた美味しい一品です。

※ラーメン、チャンポンのレポートを期待された皆様へ※ 店内滞在中、続々と入店する常連さんは、ラーメン、チャンポンをオーダー。比率はほぼ半々。 あっさり系の豚骨スープが人気の秘密の様子。

ラーメン注文の場合は、かなりの確率で替玉をオーダー。殆どの方が、スープまで完食。 チャンポンは女将の豪快な鍋振り、繊細な味付けで提供。こちらも、スープを残すことなく多くの方が完食。 豚骨スープが、「あっさりして胃がもたれない」のでしょうね。 その真偽は、是非、皆さんご自身でお確かめください。

お客さんに愛される女将と大将

出典:リビングふくおか・北九州Web

厨房を支える女将と息子さん。 ラーメンは息子さん、中華鍋を使う焼きそば、焼きめし、チャンポンは女将が担当。 接客はお孫さんが担当され、家族の阿吽の呼吸で、混雑時もテキパキ、最高のオペレーションです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店内に吊るされたお客さんからの贈物、スマホチャームの数々。 女将、大将、お孫さんの家族で、地元の方に愛されて40数年。 単にラーメンなど飲食物を提供するだけでなく、お客さんと良好なコミュニケーションが取られているんでしょうね。

近くを通った際には、是非立ち寄って頂きたい、ホッとする味、雰囲気のお店です。

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