1. トップ
  2. メイク
  3. 気持ちがラクになりました…! 年を重ねてから「やめてよかったこと」

気持ちがラクになりました…! 年を重ねてから「やめてよかったこと」

  • 2024.8.11

無意識や習慣のようにしているけど、年齢を重ねるごとに違和感を覚えたり、このままで良いのかなと感じることはありませんか? 今回はエステティシャンの筆者が、「年を重ねてやめてよかったこと」についてご紹介します。

メイクを薄くした

中学生の頃からニキビ肌がコンプレックスだったことから、メイクや美容に関心を持ち始めた筆者。きれいな肌への憧れや、ニキビ肌を隠したいという思いから、濃いめにファンデーションを塗っていました。

ただ、30歳くらいのときにメイク後の顔を見て、ふと違和感を覚えるように。当時は劇的に何かが悪くなったわけでもなく、違和感の正体はわかりませんでした。でも今思えば、うるおい・ハリ・弾力の低下、顔のたるみなど肌の質感の変化が始まった頃です。

当時、メイクの流行も盛りメイクからナチュラルメイクへ移行するときだったこともあり、思い切ってファンデーションの量を減らしてみました。その他にも、ファンデーションの種類をリキッドからクッションに変えたり、アイラインを細く短くしたり、淡いカラーのアイシャドウを使ったり……。その結果、メイク後の顔に対する違和感がなくなり、自然な印象になったと感じています。

まつ毛エクステをやめた

筆者は20代後半頃、毎月のようにまつ毛エクステをつけていました。まつ毛エクステをつけると目が大きく見えて、メイクが楽になるというメリットはありましたが、まつ毛エクステが取れると目の印象が急に変わったり、エクステのばらつきが気になることも……。そういった経緯もあり、まつ毛エクステの優先順位が下がったことで卒業を決めました。

最初の頃は目元が寂しく感じましたが、慣れるとまつ毛とマスカラでも十分だと思うようになり、まつ毛エクステが取れてきた時期特有の気がかりもなくなりました。毎月のまつ毛エクステ代が浮いたのも嬉しいポイントです。

お酒を飲む量を減らした

筆者はもともとお酒が好きで、自宅で晩酌したり、仕事終わりに飲みに行くなど、週に4~5日はお酒を飲んでいました。ところが、数年前にダイエットをした期間一切お酒を飲まなくなったこと、コロナ禍で外に飲みに出かける機会がなくなったことが重なり、飲酒の回数が激減。

その結果、過食、むくみ、眠りの浅さ、翌朝の体のダルさなどが改善しました。現在は、お酒を飲まない方が体もメンタルも整うと感じています。今でもたまに晩酌することはありますが、お酒を飲む量や回数は圧倒的に減っています。

SNSを見る機会を減らした

筆者が10代後半頃からSNSが登場し、20代半ば頃にはSNSに触れるのが当たり前の日々になりました。SNSを見ると最新情報や流行を知ることができるため、「話題に乗り遅れないように!」と思って積極的に活用していましたが、近年はSNSの種類や入ってくる情報量が多すぎて疲れてしまうことも。「に行った」「を買った」などキラキラした投稿を目にした結果、他人と自分を比較してしまうことも増えました。

以前は暇さえあれば一日に何度もSNSを開いて見ていましたが、ふとその時間が無駄ではないかと感じ、今ではSNSを開く回数を意識的に減らしています。その結果、集中力が高まり、時間にゆとりができたと感じています。本当に自分がやりたいことを優先できるようになり、モヤモヤすることも減ったように思います。現在SNSは知りたいことがあるときに開く程度で、1日に1~2回まとめて見るようにしています。

あらゆる物を減らした

以前は服やコスメ、生活雑貨などを「可愛いから」「安いから」「流行っているから」などの理由で、衝動的に購入していました。「最新の物を買わなければいけない」という謎の焦りや、他人からどう見られるかを気にしすぎていた節もあったように思います。

そんな20代半ばのある日、海外に行くためにあらゆるものを手放すことに。最小限の荷物で暮らしたこのときの経験から、生きていく上で本当に必要な物について考えさせられました。それ以降は物を購入するときに、生活する上で本当に必要な物かを考えてから購入するように。さらには、使っていないものを定期的に捨てたり、一つ物が増えたら一つ減らすことも習慣になりました。

その結果、現在は部屋がごちゃつかなくなっただけでなく、「何を着ようか」「どれを購入しようか」と迷う時間が減ったり、掃除が楽になったり、無駄な出費が減ったりと嬉しい変化が。以前の何倍も快適に暮らせるようになりました。

昔からの習慣だからと何気なく続けていることでも、現在の自分にはもう合わなくなっている場合もあります。年齢とともに違和感を覚えるようになったり、「これって本当に必要?」と感じた経験がある人は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
©naka/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock

筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty

文/寒川あゆみ

元記事で読む
の記事をもっとみる