「中古なんてよく住めるね（笑）」新築が自慢のママ友 → 息子のセリフで赤っ恥！？

他人の生活にあれこれ口出ししてくる人には、イラっとしますよね。今回は、中古住宅に住んでいる友人から聞いたお話です。新築を建てたママ友からバカにされてしまったのですが……？

中古住宅での生活

私は小学生の息子を育てている主婦です。私たち家族は数年前に購入した、築30年の中古住宅で生活しています。新築や注文住宅にも憧れましたが、先の読めない将来のためにお金は取っておこうと思い、中古住宅を購入しました。

古い建物ではあるものの、夫と日々リノベーションを楽しんでいます。なので、現在の住まいに全く不満はありません。

そんなある日、公園でママ友たちと子供を遊ばせていたのですが、そこでママ友の一人・Aさんが「実は新築を建てたんだ」と話し始めました。そして、Aさんは私にこう言ってきたのです。

「○○さん（私）って、中古買ったんだっけ？なんで？」

「なんでって……。ウチはお金に余裕ないからさ～」

本当は浮いた住居費を貯金に回すためと言いたかったのですが、Aさんに対し嫌味だと捉えられそうだったのでやめておきました。しかし、そんな私の思いにAさんは全く気づかず、持論を展開します。

「わざわざボロい中古を買うなんて信じられない。新築最高だし、今からでも遅くないと思うよ？」

この発言を聞いて、Aさんって本当に無神経な人なんだと感じました。

他のママたちが「価値観は人それぞれだから」とかばってくれたのですが、それでもAさんの口は止まりません。その時です。

「この前、新しいA君の家行ったけど、ゴミだらけで足の踏み場がなかったよ。服も床に脱ぎっぱなしでビックリした」

遊具から戻ってきた息子が、ママたちの前でAさんの家の様子を暴露したのです。

「俺、新しいお家よりもきれいなお家の方がいいな……」

息子の会心の一撃に、Aさんはノックアウト。顔を真っ赤にして、「もういいわ！」と自分の子供を連れて帰っていきました。息子よ！よく言ってくれた！私は嫌がる息子を、強制的にナデナデしました(笑)

どんな場所に住むかよりも、そこでどんな生活をするかが大切です。素晴らしい豪邸でも、もしそこがゴミ屋敷だったら住みたくありませんよね。自分の家を自慢したかっただけかもしれませんが、Aさんには人の家のことをつべこべ言う前に、自分の家の掃除をしてほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：花澤ひかる