藤井聡太さんの『勝負おやつ』発見！【地元民歓喜】銘菓「じゃんがら」とは

こんにちは、福島県在住ヨムーノライターの木南きなこです。

全国各地にはそれぞれ地元の銘菓といわれるお菓子が存在すると思います。旅行や帰省土産にはその土地ならではの特別なお菓子を贈りたいものですね。

そこで今回はスパリゾートハワイアンズで有名な、福島県いわき市のとっておきの銘菓をご紹介しましょう。

福島県いわき市にある「お菓子のみよし」が作る「じゃんがら」という和菓子です。

2021年10月にいわき市の温泉旅館「新つた」で開催された将棋の竜王戦で、藤井聡太さんが勝負おやつとしてチョイスし、一躍有名になりました。

◎商品名:じゃんがら

◎価格：1個232円（税込）・3個入り729円(税込)

◎カロリー：1個あたり260kcal

藤井聡太さんがチョイスしたお菓子はメディアでも注目度が高いなか、「じゃんがら」をチョイスされたとのことで、地元民としては歓喜にわきました（笑）

「じゃんがら」という名前の由来は、いわきの郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」から来ています。毎年8月13日～15日の3日間おこなわれ、太鼓を打ち鳴らしながら新盆を迎えた家を供養して回る念仏踊りのことです。

筆者が住む地域でもお盆に太鼓と笛の音が鳴っていると「あのお宅は新盆なのか…」とわかるほど、いわきの夏の風物詩なんです。

お菓子の「じゃんがら」は、水を使わず、卵だけで小麦粉と全粉乳を混ぜて焼いた皮で、小倉あんを挟んだシンプルな和菓子。その大きさは直径約7㎝と大きめサイズで、1つ食べ切るにはけっこうなボリュームです。

外側の生地はさっくりとしっとりの両方を兼ね備えたクセになる食感。甘めな生地でミルクの風味も少し感じる味わいです。

さらに粒あんは濃密で重めな口当たり。小豆の風味をしっかりと感じる甘めな仕上がりとなっていて上品。無類の甘党さんなら大満足できるかと思います。

後味に甘さが残るので、すっきりとした緑茶や無糖のアイスコーヒーとも相性が抜群。

将棋は頭脳戦ですから糖分は必須。藤井聡太さんがチョイスしたおやつとしてはちょうどよい糖分補給だったかと思います。

◎商品名：じゃんがらミニ

◎価格：172円（税込）

◎カロリー：1個あたり177kcal

ひと昔前の「じゃんがら」は大きなサイズしかなかったのですが、最近では時代の変化からかミニサイズも登場しています。

通常のじゃんがらよりもひとまわりほど小さめサイズの直径約5.5㎝。通常サイズだとちょっと量が多めなので、少しだけ食べたいときにちょうどよい人気のサイズです。

ちなみに、近所のママ友からも「こないだじゃんがらのミニサイズを食べたんだけど、あれやっぱりおいしいのね～！」という声も聞きましたよ（笑）

福島県いわき市の銘菓「じゃんがら」は、生地のさっくり・しっとり食感がたまらないお菓子です。

取り扱い店舗はいわき市内12店舗、茨城県内1店舗あります。さらにオンラインショップでも販売されていますよ。ただオンラインショップですと1個単位ではなく、箱入りの3個入からとなるようです。

また、ご当地スーパーマルト内にも一部店舗がありますので、福島県いわき市にお越しの際はぜひチェックしてみてくださいね。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

ライター：木南きなこ

スイーツをこよなく愛するグルメライター

シャトレーゼやコンビニスイーツが大好きで、週3でパトロールしているグルメライターです。業務スーパー歴は約10年。大学生の2人の息子・夫・愛犬と暮らしている40代主婦。日々の暮らしの中で話題になりそうなものをご紹介します。