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ライアン・ゴズリング、『ラ・ラ・ランド』で後悔しているシーンがある

  • 2024.8.10
LA LA LAND - Emma Stone, Ryan Gosling, 2016.

ライアン・ゴズリングは『ラ・ラ・ランド』(2016)でアカデミー賞にノミネートされたが、撮り直したいシーンがあるそうだ。「エマと僕がダンスをするシーンで、今もモヤモヤしているところがあります」と『ウォール・ストリート・ジャーナル』のインタビューで明かした。

それは、ロサンゼルスの夜景を見下ろすグリフィス・パークでエマとライアンがダンスをする、ポスターにも使用されたアイコニックな一場面だ。「エマとダンスをしているシーンで、僕を悩ませる瞬間がある。これが、映画のポスターになるなんて知らなかった」「僕らは腕を上げることになっていたけれど、手先をあのようにする方がクールだと思ったんだ」

こう語るライアンは、ダンス中に手をひろげる場面でエマの手先がまっすぐ上に伸びているのに対し、手首を少し曲げて角度をつけている。当時周囲からはクールじゃないと言われたが、彼自身はこの方がクールだと確信していたそうだ。「(ポスターになったから)常に目にする破目になったけれど、今見るとクールだったか疑わしいよね」と自虐気味にコメント。「エナジーを殺してしまっている。ただの怠慢だ。僕は『ララ・ハンド』と呼んでる」

こうした動きはダンスの世界で「ハンバーガー・ハンズ」と呼ばれるそうだ。ディズニー・チャンネルの番組『ミッキーマウス・クラブ』でデビューしたライアンだが、若い頃にダンスをした経験が役に立ったかと聞かれると、さらにこう答えた。「助けになったと思ってた。でも、ハンバーガー・ハンドのゴズリングだからね……結局、まったく役には立っていなかったということだよね」

Text: Tae Terai

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