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友達の住まいに憧れを抱いた幼少期、環境が良ければ…|ヤバイ隣人と弁護士ざたになった話

  • 2024.8.10

住まいを決める際、どんなことに気をつけるでしょうか。築年数や設備の充実さ、利便性などさまざまなポイントがありますが、それらと同じくらい大事になるのがどんな隣人が住んでいるかということではないでしょうか。主人公の佐藤さんは幼少期貧しい家庭で育ちました。友達の住むマンションに行ったことをきっかけに、自分の暮らしが当たり前ではないことを知り高級マンションでの暮らしに憧れを抱くことに。そして、大人になり夢だった高級マンションを手に入れた佐藤さんでしたが、人生は思い通りにならないことを実感することに…。人間まお(@ningenmao)さんによる『ヤバい隣人と弁護士ざたになった話』第31話をどうぞごらんください。

友達の住むマンションは静かで、住人たちもみんなきれいな格好をしてあいさつをしてくれるような人たち。自分の住むアパートとの違いに愕然とした幼少期の佐藤さん。マンションに住めば騒音に悩むこともなく、怒鳴り声に怯えることもない生活が送れると憧れを抱くようになります。「普通」は育った環境によって全く違ってきますよね。友達の普通が佐藤さんにとってかなりの衝撃だったのではないでしょうか。

「安心した暮らしがしたい」というその一心で大人になった佐藤さんは高級マンションを購入しました。夢を叶えたとも言えますが、隣にはトラブルばかり起こす灰田さんが…。佐藤さんは穏やかな暮らしを取り戻すことができるのでしょうか…。

隣人トラブルの恐ろしさを実感させられる作品

どんなに住まいを吟味しても、隣人まで選ぶことはできないからこそ住まい選びは難しいですよね。この漫画の主人公である佐藤さんは隣人・灰田さんが起こすトラブルに度々巻き込まれ、ついには弁護士を通して解決を図るものの改善することはなく、結局は住まいよりも自分の安全を考えて引越しを決意します。

こんなにも話の通じない隣人がいるのか…と驚くとともに、もし自分が佐藤さんの立場ならばと考えると思わずゾッとしてしまう内容です。困った隣人がいた場合、真正面から戦うのではなく、自分の心身の安全を一番に考えることが大事。ささいなトラブルをきっかけに大きな事件へ発展するケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

正論が通じない、会話にならないと感じる相手に出会ってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時は1人ではなく周囲の力を借りながら対応した上で、場合によっては「逃げる」という選択をすることも必要だと、改めて考えさせられる作品です。

著者:こびと

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