夫の【気まぐれ育児】にウンザリ！→ 夏休みに4家族でキャンプに行った結果、夫に驚きの変化が！？

子育てのスタートはパパもママも同じはず。片方がいつまでも当事者意識を持たず、戦力にならなければ、もう片方の負担はどんどん大きくなります。今回はそんな【戦力の偏り】に危機感を持った友人から聞いたエピソードをお届けします。

夫の気まぐれな育児

私と夫はどちらも会社員。共働きで息子2人を育てています。
でも、夫の家事育児の能力はほとんどゼロ！子どもに無関心というわけではないのですが、自分が都合のいい時や気が向いた時に気まぐれに遊ぶだけで、お世話係はすべて私です。

もう息子たちも5歳と3歳なのに、このままでは困る！息子たちには夫のようになってほしくない！と危機感を感じた私は、仲良しのママ友たちに相談。
【あること】を実行することにしました。

私とママ友たちが計画したのは、「夏休みに4家族で2泊3日のキャンプに行くこと」でした。
もともとそれぞれの家庭でキャンプに行くことはあっても、ほかの家族と行くのは初めてです。夫も乗り気で「ほかのパパたちと飲んでみたいなぁ」と呑気な様子。

しかし、実は夫以外の3人のパパたちは、全員【超イクメン】なのでした！

やがて迎えたキャンプ当日。3人のイクメンパパたちは当然のように子どもたちの面倒を見つつ、テントの設営や料理までどんどん進めていきます。そのあいだ、私たちママは椅子に座ってのんびりおしゃべり……♡

普段の夫なら何もしない上に「ごはんまだ？早くしてよ」などと私に催促してきますが、さすがに自分以外の男性陣が積極的に動いているのを見ると、自分だけがダラダラするわけにもいかず……。
結局、2泊3日のキャンプは夫にとって【イクメン養成キャンプ】のようになってしまったのでした。

3日間イクメンたちに囲まれていた夫は「自分以外のパパたちは普段からこんなに家事育児に参加しているのか……」とカルチャーショックを受けたようです。
自分の当事者意識の足りなさが急に恥ずかしくなったのか、それからは積極的に家事育児をするようになってきました。

私が口うるさく言うよりも、自分の目で見て感じるほうがよっぽど夫の心に響いたのでしょう。少し荒療治でしたが、子どもが小さいうちに夫を更生できてよかったです！

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの