義両親から【お中元】が届いた！『日頃の感謝を伝えよう』と高級なものを返すと → 苦笑いされて！？

「え、そうだったの！？」とびっくりするような、あまり知られていないマナーがこの世にはたくさんありますよね。
良かれと思ってやった行動が、相手を傷つける【マナー違反】になっていることも……。
筆者の友人から聞いた、やらかしエピソードをどうぞ。

同期の彼とゴールイン

私は、昨年の冬に会社で出会った彼と結婚しました。

同期の彼とは、出会ったときから意気投合。

気づけばお互い惹かれ合い、交際に発展していました。

それから3年間交際。

いつもあたたかく私想いの彼に助けられ、幸せな時間を過ごすことができました。

3年目の記念日、彼からプロポーズを受け入籍。

同僚たちからも祝福され『本当に人に恵まれているなあ』と涙ぐんだことを覚えています。

結婚するにあたり、新しく関係を結ぶのが義実家。

先に結婚している友達からは『姑との関係が大変』と聞いていましたが、私はそんなことは一切ありませんでした。

というのも、義両親はどちらもとっても優しくて。

いつも思いやりに溢れている2人が大好きでした♡

ありがたいことに義両親からも気に入ってもらえたようで、息子である夫よりもかわいがってもらえていました。

時は流れ夏、あるとき義両親から届け物が。

段ボールを開けると、なかにはメッセージ付きの果物が入っていました。

そう、お中元をわざわざ送ってくれたのです。

『普段も採れたお野菜や果物をたくさんくれるのに、なんてあたたかい方たちなんだろう！』

嬉しくて、私もすぐに返すことにしました。

『日頃の感謝を伝えよう』とかなり高級なお肉を送ったのですが……。

義両親に届いたようで電話があったのですが、肝心の反応はイマイチで。

どうしたんだろうと思っていると
「お中元はお節介だった？」
と聞かれてしまったのです！

というのも、いただいた品物よりも高額なものを返すと『もうお中元は結構です』と失礼な意味になってしまうそう。

それを知っていた義両親から
「もしかして迷惑だった？」
と不安がられてしまったのでした！

もちろんすぐに否定すると、ほっとした様子の義両親。

良かれと思ってしたことでしたが、『しっかりマナーについても確認したうえで行動しよう』と肝に銘じた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい