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グルマン温故知新:松陰神社前〈RUBY MURRAY〉初心者もマニアも満足!のインド料理店

  • 2024.8.10
RUBY MURRAYのターリーセット

松陰神社前〈RUBY MURRAY〉

初心者もマニアも満足!のインド料理店

間借りカレー店として恵比寿で人気を博した〈RUBY MURRAY〉が、ついに実店舗を構えた。店主の宮田謙さんは、南インドのカレーやビリヤニの認知度を高めた〈エリックサウス〉に勤務し、店長経験も。独立を視野に退社したタイミングでコロナ禍に突入したが、3年半の間借り営業を経て念願の城を構えた。

〈エリックサウス〉出身ではあるが南インドにはこだわらず「おいしいと思うものを自由に出したい」と言う宮田さん。筆頭は、北インド発祥のタンドール料理だ。友達のインド人シェフに教わり、メニューに加えた。

ルビーマーレのターリーセット
選べる2種のカレーに野菜の副菜、ライタ、生野菜、ターメリックライスと米粉入りの薄いおせんべい「アッパラム」が付く。写真のカレーは「タラのココナッツカレー」と辛いスパイスを使わない「ほうれん草キーマ」、副菜は「オクラのクートゥ」。1,590円。+110円でバスマティライスに変更可能。
ルビーマーレのラム シークカバブ
爽やかな辛さをイメージしてグリーンチリやミントを効かせた仔羊の挽き肉だねを、タンドール用の鉄串「シーク」の周りに細長く整形。インドから輸入した自慢のタンドール窯でジューシーに焼き上げる。1,200円。
ルビーマーレのラッサム水餃子
南インドのスープ「ラッサム」をアレンジ。ベースに鶏の骨から取っただしを使い、自家製の豚肉餃子を投入した画期的な一品。「器に残ったラッサムは、ご飯にかけて食べてみてください」と宮田さん。950円。

また、蕎麦前ならぬ“カレー前”を楽しめる前菜類と酒の品揃えも豊富。パブのように、気軽に立ち寄れる店にしたい、とロンドンの俗語で“カレー”を指す「RUBY MURRAY」を店名にしただけのことはある。カレーは油脂分や辛さを抑えめにし、誰もが食べやすい味わいに。本格ながら間口は広いスタンスで、街に溶け込んでいる。

〈RUBY MURRAY〉オーナーの宮田謙さん
自慢のタンドールに向かう宮田さん。
RUBY MURRAYの店内
壁画は、友人のアーティスト、ジェレミー・ヤマムラさんのキャラクター「DOGZZZ」。

Information

RUBY MURRAY

〈ルビーマーレ〉
住所:東京都世田谷区世田谷4-6-12 松蔭スクエア2F
TEL:080-5555-9991
営:11時~14時30分LO、18時~21時30分フードLO
休:水曜夜休、不定休

東急世田谷線松陰神社前駅から徒歩3分。2024年1月16日オープン。ランチタイムは、好きなカレー1種にライスまたはタンドールで焼いたロティが付く「カレーセット」1,000円~と、夜と同内容のターリーセットがある。また、不定期だがビリヤニも登場する。カレーとライスのセットは昼夜ともテイクアウト可能だ。ビール650円~、グラスワイン1,000円~、ラムラッシー600円。アペタイザー300円~、タンドール780円~、カレー(単品)800円~。カウンター4席、テーブル7卓20席。

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