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【連載】 桐島かれんさん BloomingLife 〜カクテルはノンアルコールがいまの気分〜

  • 2024.8.10

パーティの場を盛り上げるドリンクは、選択肢が広いほどうれしいもの。
フルーツやハーブ、スパイスの風味を活かした「モクテル」なら、見た目も華やかで、ゲストの満足度も高まるはず。
お気に入りの組み合わせを探してみて!

夏、ガーデンパーティの主役は大人味の華やかな「モクテル」

おもてなしの場に欠かせないのが、食卓に花を添えるスペシャルなドリンク。

というと、やはりシャンパンやワインが真っ先に浮かびますが、最近はアルコールを飲まない方も増えていますよね。実は私も、少し前からお酒を控えていて。
とはいえ、お茶や炭酸水では物足りないし、甘いジュースでは料理に合わないことも。

そんなときに活躍するのが「モクテル」。

「Mock(まねた)」と「Cocktail(カクテル)」を掛け合わせた造語で、カクテルと同じように、フルーツやジュース、ハーブ、スパイスを活用したノンアルコールドリンクを指します。

渋みや苦み、香りを組み合わせることで余韻のある複雑な味わいに

今回トライしたのは、まずモクテルの代表と言われる「シャーリー・テンプル(d)」。

グレナデンシロップをジンジャーエールで割り、レモンの皮を添えたもので、口当たりの甘さとザクロの鮮やかな色が特長です。

たっぷりのフレッシュミントとレモンにソーダを注いだノンアルコールモヒート(a)も、清涼感があって蒸し暑い季節にはぴったり。甘さも控えめなので、料理の味をじゃましません。

私が気に入ったのは、アールグレイの茶葉を半日ほど漬けたぶどうジュース(b)と、コーヒー豆を漬けたオレンジジュース(c)を、それぞれジンジャーエールやトニックウォーターで割ったもの。

紅茶やコーヒーの渋みや苦み、香りが加わることで、単なるジュースとは違った複雑な味わいが生まれ、アルコールを飲んだときのような余韻が残ります。

ほかにもシナモンやクローブなどのスパイスを使ったり、山椒のような和の香りを取り入れたり……と組み合わせ次第で、さまざまな味が楽しめそう。

見た目にも華やかで、会話も広がりそうなモクテル、研究のしがいがありそうです。

バーカウンターがあるとゲストが気兼ねなく楽しめる

入り口にサイドテーブルやチェアを並べた簡易的なバーコーナーを設け、ウェルカムドリンクを用意。ゲストに気兼ねなく楽しんでもらうための、かれんさん流のアイデアです。
「フルーツやハーブ、ソーダを並べて、好みのドリンクを自由に作れるようにしておきます」

かれんさん着用:ワンピース¥59,400、パンツ¥49,500/ともにハウス オブ ロータス(ハウス オブ ロータス 二子玉川店)

SHOPLIST
ハウス オブ ロータス 二子玉川店 03-6431-0917

撮影/平岡尚子 スタイリング/吉川恵理奈 文/工藤花衣

大人のおしゃれ手帖2024年8月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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