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【王林さんインタビュー】常に青森のことを考えて仕事してます!おすすめのりんごレシピは…「肉巻き」かな♪

  • 2024.8.10

タレント・王林さんにインタビューしてきました~!王林さんは、2022年まで青森県のダンス&ボーカルユニット「りんご娘」のメンバーとして活躍。りんご娘卒業後も、青森の伝統工芸を活かしたファッションブランド立ち上げや、青森でのMV撮影など、青森県の魅力を伝えるべく精力的に活動し、青森県民スター栄誉賞にも選ばれました。今回は、そんな王林さんに青森愛の原点やリラックス法、おすすめのりんごの食べ方、今後の夢などたっぷり聞きました♪



――王林さんと言えば、親しみのある津軽弁で青森愛を語るイメージがあります。王林さんから見た青森の魅力はどこですか?

いっぱいありすぎて、何から話していいのかわからないですね(笑)。自然もそうだし、津軽塗やこぎん刺しのような伝統工芸、ねぶた祭りなど昔ながらの文化を大切にしているところ、そして青森に住む人たちのあたたかさ、すべてが魅力だと思います。
王林自身、どの瞬間の青森も見逃したくないという思いから、今も青森から東京に通っているくらい青森が大好き。だからいつも「この時期は絶対青森にいたい」「夏のこのタイミングは仕事を入れないで」って、マネージャーさんにすごく細かくお願いしています。

――青森を盛り上げていきたいという思いは、いつ頃から芽生えましたか?

最初は地元愛とか全然なくて(笑)。小学生からアイドル活動を始めて、中学生のときに「りんご娘」に加入して、県外で活動するようになってからですね。外を見たときに自分のいた環境が当たり前じゃないことを知って、どんどん地元愛が強くなっていきました。

――多忙な日々を送られていますが、青森にはちゃんと帰れてますか?

前に比べたら東京にいることが多くなってきてはいます。でも、青森から上京してきて寂しい思いをしている人たちが、テレビに出ている王林を見て「わたしも頑張ろう」って思ってくれたらという思いで頑張れています。



パワーチャージはもちろん青森で!

――青森に戻ったときに、エネルギーをチャージする場所はありますか?

青森は季節ごとに違う顔を見せてくれるので、時期によって行きたい場所が変わるんですけど、紅葉が綺麗な季節に必ず行くのは十和田湖に面した「十和田サウナ」です。
あとは弘前市の「りんご公園」も。ここは王林が子どもの頃からイベントをやっていた場所で、目の前にはりんご畑が広がっていて、その奥には岩木山を望む美しい景色が見られるんです。

――地元で必ず食べるパワーフードは何でしょう?

ラーメンは絶対食べます!弘前だと煮干しラーメンが有名ですけど、ラーメン屋さんがすごく多いんです。青森県はカップラーメンの消費量がトップクラスなんですよ。
農家さんたちが朝早くから農作業をした後、冷えた身体をラーメンで温める「朝ラー」の文化もあります。
あと、しょっぱさも青森は全然違うんです。東京のラーメンを食べると味がしないと思っちゃうくらい(笑)。でもその味がまた病みつきになって、煮干しラーメンを食べると「あぁ、帰ってきたな」と思えてうれしくなります。

――王林さんの名前はりんごの品種からつけられました。普段からりんごはよく食べますか?

もちろん!段ボールいっぱいにりんごをいただくので、いろいろな食べ方をしています。でも一番は、りんご農家さんが作ってくれるりんごジュースかな。擦ったりんごの果肉が入っていて、それが本当においしくて最高なんです。
そのまま食べるのもおいしいですが、自分としてはカットしたりんごに青じそと豚肉を巻いて焼いて、甘辛く味付けしたのもおすすめです。酢豚にパイナップルが入っているのとか許せないタイプなんですけど、これは許せますね(笑)。





「青森のためになるかどうか」ということを常に考えています

――リラックス法はありますか?

東京だと寝つきが悪くてベッドに入っても目が冴えちゃうので、そのときは青森のヒバの木をお風呂に入れたり、寝る前もヒバオイルの香りを嗅いだりしてます。
それから青森を感じるものがあると落ち着くので、青森のねぶたの音を聴いたり、十和田山の奥入瀬渓流に定期的に行くんですけど、水の音や葉っぱが風で擦れる音を自分で録音して、それを聴いて寝るとリラックスできます。

――先日テレビで放送された『県民スター栄誉賞』(日テレ系)で、「青森県民スター栄誉賞」1位に輝きました。

小さいときから青森の人たちに可愛がっていただいた恩返しをしたいという想いもあって、県外の人たちに青森の魅力を発信していたんです。それを青森の人たちも認めてくださったんだなと感じたので、どんな賞よりもうれしかったです。

――王林さんは‘22年「りんご娘」を卒業して、去年からソロ活動を開始しました。今後の夢はありますか?

わたしは青森のためになるかどうか、ということを常に考えてお仕事をしています。去年、発表したソロデビューシングル『ハイテンション』も、MVを青森で撮影して、りんごからヒントを得た言葉が詰まった曲にしました。
またファッションブランド「わいは」も、青森の伝統工芸品を多くの人に知ってほしいと思って立ち上げましたし、バラエティ番組に出演するのも王林という名前を覚えてもらうことで、りんごに興味を持ってくれたらという思いで活動しています。
今後の夢は青森県にたくさんの人を呼んで、青森の魅力がぎゅっと詰まった食と文化を融合させた音楽フェスを開催することです。

※王林さんのインタビューは、月刊誌『家の光』2024年9月号にも掲載されています。
http://www.ienohikari.net/press/hikari/

<クレジット>
取材・文/花村 扶美 写真/菊地 菫 スタイリスト/白島茉奈 ヘア&メイク/白島茉奈

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