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【性悪ママ友】「実はわざとやったの♡」他のママ友に『コーヒーをかけた目的』に → 一同絶句したワケ

  • 2024.8.9

ママ友付き合いは子どもが中心の交友関係で、学生時代のような友達付き合いと同じというわけにはいきません。ささいなことがきっかけで、こじれてしまうことも多いといいます。今回はそんなママ友付き合いで、とんでもないママ友と出会ってしまった筆者の知人、Oさんが経験したお話です。

画像: 【性悪ママ友】「実はわざとやったの♡」他のママ友に『コーヒーをかけた目的』に → 一同絶句したワケ

ママ友のランチ会で……

当時Oさんは娘と同じ幼稚園のママ友数人と、一緒にランチやお買い物に行くなど親しく付き合っていました。

その日も子どもを幼稚園に送った後でママ友たちとファミレスで集まり、ランチを終えて食後のおしゃべりを楽しんでいました。
「ここはドリンクバーがあるからいいよね~」
「ほんとに! 私コーヒーにしたよ……あっ!!!」
ママ友の中でもかなりにぎやかで、常に人の中心にいるタイプのFさんが、ドリンクバーで注いできたアイスコーヒーを隣のママ友の服にぶちまけてしまったのです。
「ごめん、手が滑って…… 」
「いいのよ、わざとじゃないんだから」
隣に座っていたのは、いつも自分からはあまり発言をしない、おとなしいタイプのママ友Nさんでした。
「Nさん、これ使って」
Oさんはドリンクバーからおしぼりやペーパータオルを持ってきて、服がコーヒーまみれになっているNさんに渡します。

運悪くNさんはその日とても淡い色のワンピースを着ていたため、茶色いコーヒーのシミが大きく広がってしまっていました。

ママ友の本性

「クリーニング代渡すね! コーヒーってなかなか落ちないし……」
Fさんは申し訳なさそうな顔をして財布からクリーニング代を渡そうとしましたが、Nさんは「わざとじゃないから」と断り、ランチ代を置いて先に帰ることに。

「あのワンピース、めっちゃ高そうだったよね。ちゃんと落ちるといいね」
実はNさんはママ友の中でもお金持ちのお家の奥様だったので、普段から上品で高級そうな服を着ていたのです。

「ほんと、あのワンピースね……」
FさんはNさんが帰って行くのを見送った後、意味ありげに笑い出しました。
「どうしたの?」
Oさんが尋ねると、Fさんの口から出たのは信じられないセリフでした。

「似合いもしないのに私が欲しかった高いワンピース着てたから、わざとコーヒーかけてやったの! お金持ちだし、きっとクリーニング代も受け取らないだろうと思って」
「え……わざとだったの?」
なぜか得意げなFさんをよそに、Oさんを含む他のママ友たちは絶句。
「そ、そろそろ帰ろうか……」
Oさんがそう言ったのをきっかけに、その場は解散となりました。

わざとコーヒーをかけるというFさんの行動にドン引きしてしまったため、OさんたちはそっとFさんから距離を置き、二度とランチには呼ばなかったそうです。

自分の欲しかったワンピースを着ているという理由だけで、高い服にコーヒーをかけられたらたまりませんね。そういう危険な人物からは離れて正解でしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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