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「かわいく思えない」娘の赤ちゃん返りを受け入れられない母に、保育士が伝えたこと

  • 2024.8.9

子どもの赤ちゃん返りを経験したことはありますか?下の子が生まれると、環境の変化などで気持ちが不安定になり、自分でできたことをやらなくなったり、夜泣きがひどくなったりすることがあります。下の子の育児が加わり忙しさが増す中、親としては上の子にイライラしてしまうことがあるかもしれません。今回は、まぎ.(@magi_pupu)さんが実際に経験したことをもとに描いたエピソードです。『上の子がかわいくないなんて』をご紹介します。

2人目出産、上の子の我慢に感謝して「優先したい」と思っていた

まぎ.さんは、下の子を出産し無事に退院、帰宅。自宅ではお姉ちゃんになったうなちゃんが待っていました。うなちゃんもかわいい妹に大喜びです。

たくさん我慢させてしまった姉・うなちゃんを、なるべく優先してあげよう。そんな思いを持ちながら、まぎ.さんはかわいらしい姉妹の姿を見つめます。果たして育児は順調にいくのでしょうか。

何でもかんでも「ママやって」増える負担に、ネガティブ感情がふくらむ

うなちゃんはまもなく赤ちゃん返りをするようになります。きっと、ママが恋しいのでしょうが、何でもかんでも「ママがいい」の状態に、周りの大人もお手上げに…。そんな日が続き、まぎ.さんはイライラが募ってしまいます。うなちゃんに対して、「かわいいと思えない」と思うようになり、まぎ.さん本人も戸惑いを抱えていました。

2人目の産後はママ自身も疲れていて、上の子の気持ちを大事にしてあげたくても難しいシーンがあるでしょう。それぞれの子どもを思う気持ちはあっても体は一つだけ。キャパシティーが追いつかないのも当然のことですよね。

母親だって1人の人間

まぎ.さんは疲れのあまり、自分の感情を整理することができなくなりました。そこに手を差し伸べたのは、保育園の先生です。先生は「母親も1人の人間」と、まぎ.さんの気持ちに寄り添います。この先生の助言で、まぎ.さんはどれだけ救われたでしょうか…。

母親は単なる役割であって、母だからなんでも完璧にこなし、自分をコントロールできるわけではありません。イライラしてしまうのも、その後でわが子に申し訳ないと思うのも、すべて本音ですよね。まぎ.さんがしたように、信頼できる人に話を聞いてもらったり、助けを求めたりして、少しでも自分の負担を軽くすることが大切です。

この物語では「上の子かわいくない症候群」に悩まされ、パートナーや周囲の助けを得て回復していくまぎ.さんの姿が描かれます。これから2人目育児を始める方、今上の子との関係に悩んでいる方に特に読んでいただきたい漫画エッセーです。

著者:ゆずプー

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